瑞巌寺(宮城県松島町)参道

 

鋭意リニューアル中

僕たちが松島海岸を訪問した2月末、

行く先々では、

リニューアル工事で大盛況でした。

春の観光シーズンに向けての

準備だったのでしょう。

中に入れなかったり、

写真映えしなかったりはあるものの

町の活気を大いに感じ、

おかげで僕たちの気持ちは

早や春真っ盛り(笑)

常に新しいものを

先進的に取り入れた仙台藩祖、

伊達政宗公の魂も、

宮城県の発展を後押しているのかも

知れませんね!

瑞巌寺山門

瑞巌寺五大堂

リニューアル工事現場を見届け(笑)

少し歩いて瑞巌寺へ。

「国寶 瑞巌寺」の寺号標。

ここも山門前はリニューアル中。

それでも

参道は左側半分が使えるので、

ありがたし!

慶長十四年(1609)

伊達政宗の建立による山門。

扁額の文字は「桑海禅林」。

瑞巌寺のサイトによると

「日本の海辺の禅寺」という

意味だそうです。

境内側から山門を撮影。

はからずも奥のトイレと

切妻屋根がマッチしております(笑)

山門のすぐ先に建つ日本遺産、

「政宗が生んだ伊達な文化」の案内。

二つの参道

山門をくぐると

瑞巌寺本堂へのルートは

二つに分かれます。

真っ直ぐな赤線が一般的な「参道」、

迂回するかのような青線が

巨大な巌窟の前を巡る参道です。

まずは直線を歩き、

その後ここまで戻って、

巌窟巡りをすることに。

参道右側の石仏にご挨拶。

背後には巌窟が見えています。

スタート。

この辺りの杉の木は、

東日本大震災の津波の塩害で、

枯れてしまったそうです・・・

切り株になった杉の木・・

参道左側の忠魂碑に参拝。

さらに奥へ。

大きな被害があったとは

想像できないほどの清々しさを満喫・・・

復興地蔵堂

参道終点手前左側に、

東日本大震災を象徴する場所が、

二つほどあります。

左側の案内には、

「3・11津波到達地点」

このように記され、

大津波の記憶を残してくれています。

そしてもう一つが

参道左側に建立された復興地蔵堂です。

エントランス。

お堂へ。

参拝後、敬意を持って

お堂の中を拝見させていただきます。

お地蔵様の前に安置された

「悲母地蔵菩薩縁起」と「わらべ地蔵」。

縁起を抜粋要約すると

以下になります。

「わらべ地蔵を被災地へプロジェクトは

東日本大震災に際し被災地内外の人心の

安らかならんことを願って

手の平大の木彫及び陶製の地蔵菩薩

すなわち、わらべ地蔵を作り

被災地へ届ける活動を起こした。

これらは全国の寺院を中心として

行われ多くの有志の協賛により

約三千体のわらべ地蔵が生まれるに到った。

此処松島の瑞巌寺に一隅をもと

一体の地蔵菩薩を奉納す

瑞巌寺起雲軒老大師、これを名付けて

悲母地蔵菩薩と号す。」

優しいお顔のお地蔵様。

改めて、

震災で亡くなられた方へ合掌・・

(続く)

 

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