瑞巌寺五大堂・遠望(宮城県)

 

何も起きない奇跡

松島海岸を歩くと、

ところどころに、

東日本大震災の記録があります。

あの日、僕は遠い福岡から

テレビで報道を見ていただけですから、

正直実感というのは分かりません・・

ただ、

松島基地に駐機中だった

自衛隊機28機全部が

水没してしまったにも関わらず、

翌日(3月12日)の

九州新幹線全線開通記念で飛ぶため、

松島基地から

福岡の芦屋基地に移動していた

ブルーインパルスの機体だけは、

幸運にも無傷だったことは、

印象深く残っています・・・

その後、

1年ほど芦屋基地に滞在した

ブルーインパルスと福岡県民の交流は続き、

その意味で九州と松島の精神的な距離は

一気に縮まったのも間違い無いでしょう。

あれから13年、

松島を旅をして思うこと、

それは、

今ここで「何も起きない奇跡」に

僕たちは巡り合っているという事です・・

雄島から五大堂へ

霊場の島、雄島で感動した後は、

伊達政宗公建立の瑞巌寺五大堂へ。

雄島を背後にして、

巌窟を見ながら海岸線を歩きます。

爽快な松島公園の海岸線。

3.11東日本大震災伝承板を発見。

今回と同じくらいの大規模な津波は、

平安時代の貞観津波(869年)、

江戸時代の慶長三陸津波(1611)と

過去2回ほど記録が残っています・・

観光マップ。

ここは案内が多いので超安心。

松島海岸のレリーフ。

右には、

「この自然石は堤防の

化粧板に使用した秋保石あきういしです。」

このように記されています。

松の枝が枝垂れ、遊覧船が佇み、

まさに「ザ・松島」といった眺めで、

ホント癒されますな〜!

ブロックで強化した巌窟跡。

この辺りも霊場的な場所だったのかも?

瑞巌寺五大堂

まずは五大堂の遠景を撮影するために

観光船の桟橋へ。

桟橋から見た

五大堂(左)と福浦島(右)

五大堂をアップ。

もうすぐ五大堂入口です。

日本三景碑。

「陸奥松島丹後天橋立安藝嚴嶋爲三處奇觀

寛永二十年 林春斎」

昨年訪問した天橋立にも同じく

林羅山の三男で後継者である

林春斎の日本三景碑が建っていましたが、

400年近く前に、

林春斎さんがこれを書いたことで、

この三つの観光地は、

言葉に尽くせないほどの

恩恵を貰っているはずです(笑)

実はこの詩、短縮されていて、

Wikipediaによると

原文は以下のようになります。

「「松島、此島之外有小島若干、

殆如盆池月波之景、境致之佳、

與丹後天橋立、

安藝嚴島爲三處奇觀」

(松島、この島の外に小島若干あり、

ほとんど盆池月波の景の如し、

境致の佳なる、

丹後天橋立・安芸厳島と

三処の奇観となす)

これだと松島が「主役」なのは

間違いなさそうですから

ここ松島では全文を披露しても

良いかと思います。

また右側に

「7月21日は日本三景の日」と

案内されていますが、

この日は林春斎さんの誕生日だそうで、

密かに顕彰していますね(笑)

瑞巌寺五大堂と透かし橋の案内。

五大堂は慶長九年(1604)

伊達政宗公の造営ですが、

東日本大震災では

無事だったのでしょうか?

いや、

無事だったからあるのか?

と思いつつ、

五大堂手前の参道入口に着くと、

このような案内が・・・

なんと、

現在工事中で五大堂への道は

立入禁止なのです・・・

とりあえず手前の小山から

五大堂への参道を撮影。

修理中の透かし橋も見学。

一瞬、ガックリしたものの、

五大堂の観覧時間が不要になった分、

後々の散策時間が多めになったと

気を取り直してリスタート。

旅のハプニングを楽しむには、

心の切り替えが必須ですからね(笑)

五大堂横に建つ、

「東日本大震災慰霊祈念碑」に参拝し、

次なる目的地、

瑞巌寺へと向かいます。

 

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