赤嵜神社(山口県山陽小野田市)後編

 

イメージ

教科書で習った小野田市(旧市名)は、

「セメント」で有名な町。

なので、学生の頃は、

セメント工場だらけで、

喉に悪そうな町を

勝手にイメージしていたものです・・・

勿論、

実態は全くそんな事はなく、

素晴らしい神社も多く、

「喉に優しい綺麗な空気」の町です(笑)

境内社など

本殿の参拝を終え、

次は境内社などの参拝です。

本殿左側の石祠。

神輿庫(多分)

筆塚と石祠。

「美奈登池」についての亀趺(きふ)碑。

「みなといけ」と読むのでしょうか、

定かではありません。

これは漢文で読めないので、

神社の案内を書き出します。

「以前境内の北側は海であったが、

この池は潮が混じらず清水が湧き、

この水を飲むと病気せず

三輪(大神神社)の神徳なり。」

美奈登池へ。

立派な石垣、玉垣に囲まれて、

とっても大切にされています。

海の傍なのに真水が湧き出るのは、

不思議ですが、

両脇が海に囲まれた

天橋立神社(京都府)でも、

手水として使われる「磯清水」が、

真水だったことを思い出しました。

日本は「八百万やおよろずの神」の国、

きっと各地で、このような御神徳を

授かっているのでしょう!

松原神社への参道。

松原神社拝殿。

狛犬(阿形)

江戸時代のものでしょうか・・・

吽形。

拝殿と本殿(左)

松原神社の本殿裏は

古墳のように土が盛り上がっていて、

これについての案内が設置されています。

塩浜石炭焚滓堆積地しおはませきたんたきかすたいせきち

案内によると

「江戸時代に西の浜周辺の塩浜で

製塩燃料として用いられた

石炭の焚滓堆積地の一部です。

松の古木の伐株の樹齢から

この地域での塩浜と石炭の結びつきは、

十七世紀まで遡ると考えられます。

近世における防長地方の塩田は

三田尻浜が中心でしたが、

石炭を産出する小野田・宇部の

海岸部では「百姓小浜」と呼ばれる

小規模な農民の

副業的な塩浜がありました。」

このように書かれています。

松原神社の御祭神などは

分かりませんが、

堆積地の上に鎮座されていますので、

塩の神様、石炭の神様、

ひいては殖産興業の神様としても

ご利益をいただけるかも知れません。

松原神社左隣の石祠。

手水鉢付きの豪華版です。

本殿裏側の稲荷神社。

意外と長い参道。

参拝。

ここまでで赤嵜神社の参拝は完了し、

次は、この旅一番の「絶景地」、

「本山(もとやま)岬」を目指します。

 

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