明智光秀博覧会2020in可児市
歓迎されている感満載
大河ドラマ館のところでも書いたように、
二日目の行先を
可児(かに)市に変更したのが、
旅に出発する前夜。
見えない力が働いたのか、
妻のおばあちゃんの導きだったのか、
結果的に、可児市訪問は大正解でした。
その理由の一つが、
「明智光秀博覧会」です。
よりディープな光秀を紹介したり、
子供も大人も楽しめる
体験型のコーナーがあったりと
こちらは大河ドラマ館では
紹介しきれない、そして、
可児市としても消化できないもの?を
ここで全部見せてくれていて、
しかも撮影自由というのも
写真好きな僕には有り難い事で、
歓迎されている感満載の可児市です。
会場内へ
入り口は、大河ドラマ館と共通です。
さり気なく水色桔梗の
家紋があしらわれていますね。
ここからが博覧会の会場。
入場前に、係の人が、
「写真お撮りしましょうか?」
そう声をかけてくださったので、
お願いしました。
普段は自撮りばかりですが、
全身ツーショットは、
3月に行った香川県の高屋神社で、
女子大生から天空の鳥居をバックに
撮って貰って以来です。
パネル展示
ここでのメインは
パネルによる明智光秀の生涯で、
まとめ方が実に分かりやすく、
「光秀初心者」の僕にでも
簡単に理解できます(笑)
生誕の地は、「可児市」の他、
全部で4箇所の案内があり、
公平性を期しているのも
好感度高し(笑)
年号+人物という見せ方、
分かりやすくて素晴らしい。
時系列だけでなく、
地図の併用で、
さらに理解も深まります。
苦難を乗り越え、丹波平定。
堤防としての「明智藪」など、
福知山での善政を紹介。
まさか終焉の地も「明智藪」と
呼ばれるようになろうとは、
本人も知るよしは無かったはず・・・
文化人としての光秀を紹介。
武士=戦うだけ
ではないのが、当時の武士というもの。
文化人としても秀でた武将は、
数多くいましたが、そのうちの一人が、
明智光秀というわけですね。
光秀の「愛」。
ライバルは秀吉だけじゃなかったのか(笑)
神社好きな僕は、
思わず吉田神社の宮司さん、
吉田兼見に目がいきます。
本能寺の変へ。
亀山城を出発してから
本能寺までの行程がよく分かります。
何故、光秀は信長を討ったのか?
ここでは、
「信長非道阻止説」、「怨恨説」
「野望説」、「黒幕説」
「長曾我部元親関与説」の
5つを具体的に紹介しています。
本能寺の変から二週間も経たず、
光秀はこの世を去ってしまい、
本人に「何故信長を殺したの?」
な~んてインタビューも出来ず、
早や400年以上経過・・・。
AIの発達で、過去の人物と
お話が出来る世の中になるまで、
真相はお預けです(笑)
パネル展示遠景。
天下分け目の天王山、
山崎の戦いの経緯もよく分かります。
会場に吊るされたタペストリー。
大きな山崎の戦いの図。
最後も「明智藪」・・・。
これで、光秀の生涯はおしまい。
う~ん大満足!
その他の展示
可児市から広がる
明智光秀ゆかりの地。
福知山市、亀岡市、長岡京市、
みんな今年行ったところ、
そして、恵那市と岐阜市は、
この後行くところだし、
ちょっとニヤけてしまいます(笑)
明智光秀公ブロンズ像。
これと同じデザインで
大きなブロンズ像が、
今年(令和2年)6月13日、
明智城の本丸に建てられています。
光秀の命日に建立とは、
ある意味、鎮魂の像なのかも・・・。
VR体験コーナー。
平日に訪問したので、
やっていませんでしたが、
やはりこれも素敵なおもてなしですね。
今日のヒット商品
僕たちのツボにはまったのが、
「三日天下」というお菓子です。
素晴らしい!!
このネーミングセンス最高です。