2021/01/23
備中高梁 稲荷神社(岡山県)
歓迎されている感
今まで何度か書きましたが、
神社境内に誰一人いなくても
宮司さんの気持ちは伝わってきます。
心というものは目に見える形に
現れるものですからね。
そんな目に見える形に
思い切り感動させて貰ったのが、
備中高梁稲荷神社です。
感動の「ツボ」はいくつもありますが、
その一つがパンフレットです。
社務所に置かれていたものですが、
境内図と案内がわかり易く、
そして、絵のタッチが、
実に優しくて暖かいのです。
もうこれだけで、
宮司さんがどんなに素敵なお人柄か、
想像がつきますね(笑)
御社殿へ
備中松山城の
石垣と岸壁に感動した後、
日が傾いてくるころ、
この日最後の訪問地として、
備中高梁稲荷神社へ。
一の鳥居。
二の鳥居。
ここで気になるのが、
社頭から見えていた黄色い実です。
鳥居の柱。
こんな光景、初めてですよ!
これはいったい何なんだろう?
そして、
どんな意味があるのでしょう?
随神門前にもあります。
石段の手すりにも・・・。
謎は深まるばかり(笑)
拝殿前の狛犬。
吽形。
「謎」はひとまず置いといて、
まずは拝殿にて参拝。
拝殿斜め右側から。
境内の手入れが行き届き、
ただただ清々しくなる稲荷神社さんです。
「清々しくなる」と言えば、
ヤマタノオロチを退治した後、
「吾が御心清々しい」とおっしゃって、
宮造りをされたスサノオノミコトの
須我神社(島根県)を思い出しますが、
お稲荷さんの御祭神の一柱である、
ウカノミタマノカミは
「古事記」において、
そのスサノオノミコの子供とされていますから、
須我神社を思い出してもOKでしょう。
ちなみにまだ僕たち、須我神社には
参拝したことがありません(笑)
左側から本殿へ。
一段高い本殿。
本殿の側面。
なんだ~これは!
めっちゃ可愛らしい耳してる~(笑)
お姿を拝見しただけで
笑顔になれる狛狐さん、
やはり僕たちが、
神社境内に入った時に予感した通り
「あたたかみ満載の神社」です。
反対側の側面には阿形の狛狐さん。
神社のパンフレットには、
「願掛けぎつねと呼ばれ、
古くから左の狐に願掛けし、
願いが叶えば右の狐に
お参りする風習があるとか。
「お狐様」を目当てに
参拝する人もいるなど
ひそかな人気となっている」
このように書かれています。
境内社
次は境内社へ。
右が若宮神社、
中央が上生魂神社。
左は石祠(御祭神不明)。
右から、根精神社、
下生魂神社、豊玉神社。
拝殿前で記念自撮りツーショット。
フォックスフェイス
誰もいない社務所ですが、
ここでの歓迎ぶりは半端ありません(笑)
まずは、「謎」だった
黄色い実の正体がわかりました。
この案内で理解出来ないはずはない(笑)
案内を抜粋すると・・・
「フォックスフェイスと稲荷神社には
深~い関係が!?
その1 キツネつながり
フォックスフェイス=キツネの顔
稲荷神社の使い=白狐
その2 金運つながり
フォックスフェイス=黄色=
風水で金運上昇の色
稲荷神社=商売の神様」
いや~これだけ繋がっていれば、
間違いなくフォックスフェイス=
お稲荷さんですね。
このお顔(姿)は、どう考えても
キツネさんとしか思えないでしょう!
おみくじの前のフォックスフェイスたちにも
心が癒やされます。
「自由にお取りください」
親切過ぎます(笑)
書き置きの御朱印を授与していただき、
参拝は完了です。
いきなりのご縁
稲荷神社に参拝した翌日、
岡山市内のホテルから
駐車場に行く途中に見つけたものは・・・
フォックスフェイス!!
昨日知ったばかりのフォックスフェイスを
こんな素晴らしいフラワーリースとして
見られるなんて、
これは間違いなく、
あの「願掛けぎつね」さんのお陰でしょう!