越前大野城(福井県)天守内覧

 

展望所

現代に再建された天守は、

基本は観光客目当てですから

展望所としての機能が

求められます。

その意味において、

越前大野城は100点満点です。

360度の視界はもちろんの事、

防護ネットの目線部分に空間を設け、

ストレスなく見学や撮影が出来、

さらに

ちょっとした面白い仕掛けもあり、

大いに楽しませていただきました。

パンフレット

天守外観を楽しんだ後は内覧へ。

入口。

パンフレットは三つ折りなので、

一番右が表紙です。

そして、

英語版になるとこの表紙部分のみが、

こちらのデザインになっています。

外国人には武将の姿(金森長近)が

喜ばれるとの考えなのかも知れませんが、

日本人の僕からしても

こっちが迫力あるかな?(笑)

パンフレット内面。

注目は兜の正面、前立の「うさぎ」!

1、2階は撮影禁止なので、

写真はパンフレットから抜粋しています。

世にも珍しい「うさぎ」付き兜、

その解説がこちらです。

書き出すと、

以下になります。

「1階にある大野藩主土井家伝来の兜には

かわいいうさぎが乗っています

藩主にとって跡継ぎを残すことは

とても大切なことであり

子を多く生むうさぎを

子孫繁栄の象徴としていました

またその耳の長さから

情報を集めることで

成功につながると考えられたり

ジャンプ力があることから

飛躍する言葉が連想されたり

縁起が良い動物として好まれていました

そんなうさぎと一緒に

歴史の旅に出かけましょう

皆さまに幸運が訪れますように」

ということで、この後、

展示されたうさぎさんを見学・・・

ここまでは覚えていますが、

写真は撮れないので、

他の展示内容は、

ほぼ忘れていますね(汗)

天守最上階のみは撮影OK。

金森長近公直々のお出迎え、

かたじけなし!

そして、

ここからは絶景タイムです。

西側の案内図。

眺望。

北側の案内図。

眺望。

東側。

こちらが大野市の中心部です。

450年前に金森長近が整備した

そのままの区画が残っていると

案内されています。

眺望。

細かい区画までは分かりませんが、

戦国時代、長近さんも

ここから城下を見ていたのでしょう!

南側。

こちらは小天守の屋根越しに、

眺望を楽しめます。

そして天守最上階を一周していて

西側で見つけたのがこんなものです。

冒頭に書いた、

「防護ネットの一部に空間」も

写っていますが、

ここでの主役は「かげえ」です。

子供騙しと言う勿れ、

影絵、かなり楽しいのですよ!

これは、めっちゃカッコいい!!

金森長近&梅鉢紋の影絵、

なんだか本物が迫ってくるようで、

最高じゃないですか!

資料室

小天守内には、

資料室があり、こちらは撮影OK。

エントランス。

大野城の今と昔。

遺構が残っていないようで、

かなり残っていますね!

二の丸御殿平面図。

模型もあります。

ちっちゃな人もいるので、

リアリティーあります!

この辺りは幕末の名君、

土井利忠公の功績を紹介。

蝦夷地を開拓した

帆船「大野丸」の模型。

ここまでで内覧は完了です。

(続く)

 

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