絵島(兵庫県・淡路市)

 

絵に描いたような島

淡路島、沼島と巡り、

旅の最後は、一番小さな絵島でです。

僕が見た絵島の印象は、

一言で言えば、

「絵に描いたような美しい島」。

まんま、「絵」「島」ですね(笑)

絵島の案内には、

そんな名前の経緯は

書かれていませんでしたが、

もしかすると

当たらずとも遠からず・・かもですよ!

無料駐車場

絵島の近くには、

明石海峡をわたる

高速船のターミナルがあります。

ターミナル正面。

この向かって左側にあるのが、

こちらの立体駐車場です。

ここ以外に駐車場は見つからないので、

選択肢はありませんが、

なんと、

1時間までは無料なのです。

何でこんなに優しいんだろ~淡路島!

絵島

駐車場から絵島までは徒歩1分。

明石海峡大橋付の

淡路市の看板(笑)

「郷土記念物 絵島」の案内。

「約2千万年前の砂岩が

露出した島」

このように書かれています。

そして、

その絵島は目の前にあります。

お~素晴らしい!

波の侵食もあるのに、

よくこの姿が残っているものだ~!

西行の歌碑。

歌碑の解説があるので、

書き出してみます。

「千鳥なく 絵島の浦に

すむ月を 波にうつして

見るこよいかな

西行(山家集)

(現代語訳)

「千鳥の鳴いている絵島の浦の澄んだ月を、

波に映して見ている。今夜の絵島は何と

美しいことであろうか。」

西行・・・元永元年(1118)

~建久元年(1190)

鳥羽上皇の武士で二十三歳で出家。

山部赤人以来の自然歌人として

宗祇・芭蕉からも範とされた。

「平家物語」の「月見」の巻に

「福原の新都に移った人々が、

海峡を渡り、絵島の月を愛でながら

歌会を催した」と記述があり、

古来より多くの歌人を魅了してきた

美しい砂岩の小島である。」

平家(平清盛)の福原遷都は、

源頼朝が挙兵した頃ですが、

淡路島に渡ってまで

歌会をするというほどに

目の前に迫る危機感のなさが

よく分かります・・・

案内を書いた解説者の意図とは

別の感想を持ってしまったかな?(汗)

絵島の近影。

この橋で島に渡れます。

しかし、島内は立入禁止。

ここに透明でオシャレな

案内板があるので、

書き出してみます。

「太古、イザナギ・イザナミの二神が

国づくりの時、最初に生まれた国が

オノコロ島であり 淡路島を指すと

されていますが、

この絵島であるという説もあります。

島の頂上にある石塔は、

平清盛の兵庫築港の際に、

人柱となった侍童、

松王丸の菩提を弔うために

建てられたものと伝えられています。

この島は砂岩でできており、

もとは陸続きでしたが、

波の作用によって島になりました。

(後略)」

松王丸に参拝・・・。

島の裏側から見ると、

ベンチなどもありますので、

以前は島に入れたのでしょう。

角度を変えても

絵になる絵島ですね。

明石海峡

駐車場に帰る前に

高速船のターミナルから海側へ。

ここでは、

明石海峡大橋の勇姿が現れます。

いい眺めだ~!

サギちゃんに見送られ、

駐車場へ。

明石駅にて

絵島訪問を最後として、

淡路島の旅は終わり、

来た時と同じく、

明石海峡大橋を使い

明石駅へと向います。

新幹線の発車時刻までは

2時間弱。

超余裕で駅に到着です。

妻の提案で、

夕食&待機のため

駅構内のパン屋さんの

イートインコーナーへ。

妻と二人でまったり。

僕はパンを追加で買って、

お腹も大満足(笑)

19時51発 こだま867号の入線。

一眠りすれば、博多です(笑)

 

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