祇園神社(宮崎県日南市)
穴があったら入りたい?
今回参拝した祇園神社は、
「穴」の中(洞窟)に
鎮座しています。
僕だけなのか、
それとも人間の性なのか、
洞窟などの「穴」があると
何故か入ってみたくなります。
「穴があったら入りたい」、
新たな諺の意味として
提案しておきます(笑)
鎮座地
祇園神社の鎮座する「穴」は、
海岸のすぐ前になります。
美しい日南海岸。
海岸の前には、
駐車場とトイレも完備。
穴へ(笑)
駐車場から約30秒で社頭に到着。
参道
参道は「下り参道」という
珍しい形態です。
ここに立っただけで、
なんだかワクワクしてきますね!
下り参道の神社といえば、
この近くの鵜戸神宮や、
熊本県の草部吉見神社、
島根県の出雲大社、
そして、
群馬県の一宮貫前神社など
以前、参拝していますが、
下り参道の先が「穴」というのは
初めてかも知れません!
社務所に貼られた案内。
かいつまんで書くと以下になます。
「神社建立前の洞窟は「龍穴」と言われ
自然の洞窟であり、古くから龍神様が
祭られていたようである。」
「大正12年から岩石を削り、
祇園神社が造営された。」
「大正13年洞門右側に通じる
龍の寝床を発見。
長さ33m、幅2m、高さ3m余、
中池をなし橋を架す長さ18mなり」
御祭神が記された社号標。
文字の位置と金色で、
龍神様が主祭神というのが、
暗に示されているようです。
奥へ。
なんか、いい感じです。
龍に見える岩の紹介。
僕も撮影しましたが、
うまく撮れませんので、
このパネルにての紹介です。
まずは奥の本殿手前左右の神様へ。
水神様。
龍神様。
お手水も兼用かな?
祇園神社は、
この周辺を含め
神社全体が、
素晴らしく手入れが行き届き、
神様を大切に御守りする人々の
息吹きを感じられます。
本殿へ。
参拝。
本殿周囲はまさに穴蔵。
以前は左側の階段で
本殿上まで行けたようです・・・
帰りは、
「龍の寝床」を通り社頭へ。
しかし・・・
道の上は池になっています(汗)
という事で、
回れ右して本参道にて、
社頭側の龍の寝床の入口へ。
出口手前を左に折れると・・・
入口。
龍の寝床へ。
当然ですが、
こちら側も池になっています。
水面に岩が反射して、
なんか幻想的でいい雰囲気ですね!
龍神様のイビキが聴こえて来るような(笑)
穴の前にてツーショット。
これにて、参拝は完了です。