伊吹八幡神社(愛媛県宇和島市)
「伊吹」繋がり
この頃何となく
「伊吹」という名前にご縁があります。
大分県佐伯市の丹賀砲台園地では、
巡洋戦艦「伊吹」の主砲を移設した、
砲台跡を訪ね、
スロープカー「伊吹」に乗車し、
その二週間後には、
ここ宇和島市「伊吹」町鎮座の
「伊吹」八幡神社への参拝と、
たまたまですが、映画「空母いぶき」の
公開に導かれたかのように、
伊吹だらけとなりました(笑)
ここ、伊吹八幡神社での
一番の目的も実は
これまた「いぶき」なのです。
その「いぶき」とは、
神社拝殿前の両脇に
太い幹がそびえる2本の
国指定天然記念物の
「イブキ」の木です。
こんなにも「伊吹」だらけな僕達ですが、
映画の「いぶき」だけは、
まだ観ていません(笑)
伊吹八幡神社へ
和霊神社から車で5分ほど走ると
伊吹八幡神社に到着します。
隣には、神社が経営しているであろう
幼稚園(保育園?)があり、
神社の駐車場には、お迎えのお母様方の
車が、何台も並んでいました。
駐車場は本殿の横なので、
すぐにでも参拝は出来ますが、
例によって、正面入口に回り、
参道を通り、撮影もしながら
参拝します。
和霊神社前に流れている
須賀川の上流に架かる橋が、
参道となっています。
ということで、
和霊神社からは、船で来るのが、
一番早そうです(笑)
橋から須賀川を眺めると、
サギがいるではないですか!
シラサギ。
アオサギもいます。
ここでサギちゃんを見られるなんて、
本当にラッキーですね。
橋から参道の両脇に沿い、
何本もの幟がはためいていて、
その先端には神様の依代である
樹木が付けられています。
ひょっとしたら依代は、
御神木の「イブキ」かも知れませんね。
参道脇の神馬像。
たまたま月が見えていたので、
半月に近い月に向かって、
いなないているように見えます。
手水舎。
拝殿前のイブキより
手前にも参道の脇には
何本ものイブキがあり、
まさに「イブキだらけの神社」です。
狛犬。
風化の具合から
江戸期のものでしょう。
吽形。
拝殿前の御神木「イブキ」。
妻との大きさ比較です。
まるで、鳥居のようなというか、
神域との境界を感じさせる
霊験あらたかなイブキにしばし
見惚れてしまいます。
この間を通るだけでも
既にご利益をいただけたような(笑)
扁額の文字は、
十五代宮司さんの達筆です。
2本のイブキは、少しだけ、
御社殿外方向に斜めに成長していて、
社殿に当たらないよう
イブキ自身が考えてくれている?
みたいに感じます。
国指定特別天然記念物 いぶき の碑。
ここには、イブキ以外、
藤堂高虎奉納の絵馬など
凄いものもあります。
イブキからパワーを
分けてもらう妻・・・
この近距離だと
あと500年もしたら、
御社殿の基礎がイブキの根っこで、
盛り上がるかも知れません。
そうなったら御社殿の方を
建て替えるのでしょうか?
今、心配する必要ないかな(笑)
本殿、拝殿、イブキ。
思わず何枚も撮影してしまいますね。
記念のツーショットは、
もちろんイブキとともに。
境内社
伊吹八幡神社の境内社は、
本殿向かって左側にあります。
柿原神社。
御祭神は、
大山積神、安閑天皇、猿田彦神、
五男神、三女神。
少し剥げていますが、
シックな色合いで、
ちょっとお洒落な社殿です。
末社群。
一つの社に一つの燈籠という、
大切にされ感満載の境内社ですね。
これで、伊吹八幡神社の参拝は完了し、
ここからは、
八幡浜のフェリーターミナル目指して
ひた走ります。
今日の注目
御社殿と社務所の間にあった
おみくじを結ぶ場所。
何故か、一つだけ
リラックマの絵馬が!!
こちらで授与されているのでしょうか?
気になります(笑)