飯盛城(大阪府)虎口

 

体験こそ感動

飯盛城のVRを駆使した

素晴らしいおもてなしに、

感動しっぱなしだった僕たち。

最先端技術は、戦国時代の山城跡を

ワンダーランドへと

変えてくれたのです(笑)

こちらは大東市が提供している

VRアプリの表紙です。

旅の前にこのアプリを入れ、

いつになく準備は万端でした(笑)

VRの案内パンフレット。

お城の様々な場所が

VRで再現されています。

三好長慶とのツーショットが

撮影できるのも売りでしょう!

反対側(表)。

飯盛城のビフォーアフター。

これを見ただけで

テンション爆上がりですね(笑)

キャンピィだいとう

飯盛城が国指定史跡となったのは、

ごく最近の令和三年(2021年)。

行政区画として、

お城の北部は四條畷市、

南部は、大東市となっていて、

VRをはじめ各種パンフ・案内板など

飯盛城への観光客誘致にかける

両市の思いには、

大いに好感が持てます。

飯盛城へは、

いくつかの攻城ルートがありますが、

僕たちが選んだのは、

南側の大東市のキャンプ場、

キャンピィだいとう」からのルートです。

飯盛城跡駐車場に到着。

「無料」は嬉しいな〜(笑)

まずは、駐車場のすぐそばの

「キャンピィだいとう」事務所へ。

ここで冒頭のVRのも含め

いくつかのパンフレットをGET。

虎口(こぐち)へ

駐車場に戻り攻城開始。

まずは「虎口」を目指します。

駐車場に掲げられた案内を

抜粋すると、

「国史跡 飯盛城跡」

「飯盛城跡は大東市・四條畷市に

またがる飯盛山の山頂に築かれた

戦国時代末期の山城です。

享禄三年(一五三〇)に

木沢長政の城として文献上に初めて登場し、

城主は安見宗房を経て、

永禄三年(一五六〇)に

天下人・三好長慶が居城としました。

(中略)

織田信長が築城した安土城に先行して、

石垣・礎石建物・瓦という

「織豊系城郭」のもつ

三つの要素を取り入れた

先進的な城であったことが判明しており、

戦国時代末期の政治・軍事を知る上で

貴重な遺跡であるといえます。」

このようになります。

確かに飯盛城は

滋賀県の観音寺城とともに、

石垣を使った城の

先駆者的な存在と言えますね。

案内図。

ルートが実に分かりやすくて、

迷うことはありません(多分)。

この絵を描いた人、お城初心者にも

めっちゃ優しい人なんでしょう。

さらに、

これを考えた大東市が偉い!

スタートしていきなり

倒木のトンネルが・・

それをエンジョイする妻(笑)

楠木正成の嫡男、

楠木正行まさつらゆかりのお寺、

楠公寺なんこうじ」の案内が見えますが、

こちらに行くと虎口には行けません。

分岐を左の側道へ。

僕は迷ったのですが、

妻の指南的中で、

こちらが正解でした。

細い道なので心細くもなります(笑)

案内の無い分かれ道・・・。

ここも妻に指南してもらい右へ。

これも大正解!

数年前まで生まれて60年間、

全くの方向音痴だった妻、

脳みそが入れ替わったのでしょうか?(笑)

人が通れるように道幅に合わせ、

倒木を切ってくれています。

大東市、ありがとう!

さらに登って行くと・・

お〜虎口が見えてきた〜!

VRでも確認。

虎口に到着

案内を書き出すと

以下になります。

「虎口と石垣

ここは、飯盛城の出入口で

虎口と云います。

虎口の両側には、石垣が残ります。

飯盛城は中世の山城としては珍しく、

石垣が多用された

本格的な石垣づくりの山城です。

石垣は東面と西面に多く、

登城道や、深野池から山城を見せる

工夫であったと考えられます。

三好長慶の時代に

整備されたものが多いようで、

往時を偲ばせます。」

見せる工夫といえば、

安土城の大手道ですが、

三好長慶さんはそれも先駆けて

やっていたのですね!

そして

VRで再現された虎口がこちらです。

お〜これはいいな〜!

なかなか突破できなさそう(笑)

(続く)

 

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