岩木山神社(弘前市)末社・社務所
祭神
岩木山神社の祭神は、
本殿と末社(境内社)とに分けて
祭られているようです。
パンフレットの右上に書かれた
五柱の祭神のうち、
顕國魂神(大国主命)、
大山祗神、
坂上刈田麿命(坂上田村麻呂)の
三柱は本殿、
多都比姫神(宗像三女神の一柱)は
末社「白雲大龍神」、
宇賀能賣神は末社「稲荷大明神」、
ではないかと・・・
まあ、
全部推測ですけどね(汗)
白雲大龍神
本殿参拝後は白雲大龍神へ。
こちらの神様は、
何だか特別扱いされています(笑)
拝殿に沿うように参道があり、
無数の「白旗」がなびいていて、
「こちらにいらっしゃ〜い」と
まるで手招きされているみたいな(笑)
旗を奉納する人が多いということは、
相当に崇敬されている
神様に違いありません!
白旗を見ていると
源氏の白旗を想起させられ、
龍神様のご利益もさらに
高まって来そうですね(笑)
池の手前で、
石を彫り出し、
台座と一体整形した
古い作りの狛犬に遭遇。
建立年代は不明ですが、
この素朴感がたまらんですな!
透明感な山水が満たされた
「白蛇の池」。
木橋を渡り、
杉の木に囲まれた本殿へ。
多都比姫神さんに参拝。
龍神様(白蛇様)は玉子がお好き。
稲荷大明神
次に稲荷大明神へ。
参道。
ここで可愛らしい狛犬がお出迎え。
赤い前掛けが、相撲取りの
化粧まわしのように見えます(笑)
吽形。
大切にされている感満載ですね。
宇賀能賣神さんに参拝。
社務所
岩木山神社の見所の一つが社務所です。
勝手口からお邪魔しま〜す。
お〜茅葺き屋根が素晴らしい!
しかも茅が美しく保たれて、
メンテナンスも完璧だし、
いや〜嬉しいですよ、
こんなものまで見られるなんて!
唐破風屋根の玄関。
Wikipediaによると
「弘化2年(1845年)建立。
入母屋造、茅葺屋根。
藩主の参詣を想定した建物で、
座敷のまわりに「土縁」があり、
「御座の間」と呼ばれる上段を中心に、
「御次」、「御膳立」などが
並べられている。
社務所として使用するため、
若干の改造が行われている。」
このように書かれています。
「藩主の参詣を想定」なんて、
どんだけ凄い神社なんだろう!
大きさの比較で妻登場。
横側の入母屋造を撮影。
庭にはこんな土蔵もあります。
正面入口はこちら。
御朱印
御朱印は社務所ではなく、
参道脇の御朱印授与所で
いただきます。
手書きタイプOKなので、
御朱印帳を預けて待つ事数分・・
パンフレットと共に、
「御朱印について」と書かれた
案内も授与いただきましたので、
その内容を書き出します。
「このたびはようこそお参り
下さりました。
さっそく御朱印をお受けになられ
有難うございました。
この印は特別なもので、
神さまの御心のこもったものですので
大切にしてください。
岩木山大神さまは開運福の神として
崇められております。
御神恩にいだかれ、
平らかに安らかにお幸せでありますよう、
お祈り申し上げております。
北門鎮護 岩木山神社」」
神社さんの心に染み入るお言葉、
本当に有難い限りです・・・
五本杉
参拝を終え社頭へ。
いつまでも佇んでいたい社叢に
名残を惜しみながら参道を戻り、
もうすぐ一の鳥居という所で、
御神木の杉を発見。
「五本杉」の名札に
思わず引き寄せられます。
御神木パワーをいただく妻。
最後に振り返って岩木山にご挨拶。
岩木山神社、
全てにおいて、
ため息が出るほど霊験あらたかで、
優し〜い神社でした!