鞠智城(熊本県山鹿市)前編

 

運命の?出会い

鞠智城のガイダンス施設である

温故創生館を見学後、

広大な鞠智城をの散策へ。

しかし、城域を全部巡ると

恐らく3時間以上はかかるでしょう。

できればそうしたいのですが、

閉館(閉門)までは、

あと1時間10分ほど(汗)

焦る心を落ち着かせながら(笑)

鞠智城散策に取り掛かるべく、

パンフレットの地図を片手に、

どこを巡り、どこを巡らないか・・・

悩んでいたところ

学芸員の方と思われる男性が、

声をかけてくれました。

男性曰く

「灰塚からの景色が一番良いですよ」

「堀切門や深追門も

出来れば見て欲しいですね」

こんなアドバイスを受けたのです。

男性のアドバイスを元に、

鞠智城のパンフレット地図の

右隅を除く城域の

3分の2ほどを巡ることに決定。

そして、この男性とは、

散策の最後の最後で再会し、

僕たちは一生忘れられない

思い出が出来たのですが、

その顛末は後編で書く事とします。

温故創生之碑

温故創生館のすぐ横に建つのが、

温故創生之碑です。

裏側の案内を抜粋すると

「(前略)

この碑は

鞠智城跡整備事業の着手を記念し、

この地に座す諸霊の鎮魂と

世界の平和を願って建てられた。

中央に防人、

その前方に防人の妻と子、

左に築造の指導に当たった

百済の貴族

憶礼福留(おくらいふくる)、

右に巫女、後方に平和の象徴である

鳳凰によって構成されている。

大動乱の時代であった

七世紀を偲ぶとともに、

これからの我々のより良い生活の

創生を強く願うものである。

(後略)」

このようになります。

「この地に座す諸霊の鎮魂」

というのが、

気に入りました(笑)

そして、主人公の防人ですが、

当時西日本では

唐・新羅との戦いで疲れ果て、

使えなかった?ようで、

防人は主に関東など遠方の

東日本の農村から徴兵され、

3年間各城にて滞在したそうです。

1300年前、

関東から九州に行くことは、

今で言えば、

月に行くような感覚かも知れません。

母子は元気に立っていますが、

心は泣いていたでしょう・・・

八角建物(鼓楼)

朝鮮式山城において、

国内唯一発見されたのが、

八角建物跡。

これが復元され、

鞠智城のシンボル的な

存在となっています。

やはり復元構造物があると

テンション上がりますね(笑)

動画でも撮影。

柱跡の復元。

正面(多分)。

鞠智城のサイトによると

「鞠智城跡では、

国内の古代山城では似かよった例を見ない、

4基の八角形建物跡が見つかっています。

韓国の二聖(イーソン)山城でも

同じようなものがあり、注目されます。

特別な性格の施設で

あったことをうかがわせる、

八角形という特殊な形であったことから、

鼓の音で時を知らせたり、

見張りをしたりするための

「八角形鼓楼」として復元しました。」

このように書かれています。

中は柱だらけです。

鞠智城の記念は、

ここで撮るしかないでしょう!

米倉

次なる復元建物は米倉です。

礎石と復元された米倉。

案内を超訳すると

「20個の礎石全部に柱を建てた

鼠返しの工夫がされた

校倉造の総柱建物。

調査時に多量の炭化米と瓦が出土。」

このようになります。

兵舎

次は兵舎へ。

外観。

中は、古代朝鮮式山城の

紹介となっています。

対馬の金田城。

九州北部。

鞠智城の他に、

大野城基肄城

御所ケ谷神籠石

高良山神籠石など

過去に訪問したところや、

まだ行っていないものなど

盛りだくさんの情報です。

北部九州その2。

中国地方。

ここで一番有名なのは、

岡山県の鬼の城でしょう。

また、僕たちが最近訪問した、

山口県光市の

石城山神籠石もあります。

四国地方。

香川県の屋嶋城などが

紹介されていますが、

案内はこの反対側でした(汗)

板倉(武器庫)

兵舎見学後、

鞠智城の復元建物では

唯一(多分)の茅葺き屋根の

板倉へ。

板倉(右)と兵舎(左奥)。

案内によると

「屋根:瓦が出土しなかった事、

菊池郡内に茅葺倉庫の

存在を示す記述が

国史にあることなどから

茅葺きとしました。」

「板壁:「落としはめ方式」による

板壁を採用しました。

「板倉」の名称はこれによるものです。」

このようになります。

内部。

復元建物の散策はここまで。

次に目指すのは、

冒頭に書いた、

学芸員らしき男性に教えていただいた

鞠智城で一番景色が良い場所、

灰塚へ。

(後編に続く)

 

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