2022/01/31

出雲大社(島根県出雲市)前編

 

神様が決めた順番

旅の初日、

朝から雨が降り続いていた為、

最初の訪問地である出雲大社を

翌日に変更した僕たちが、

この日遭遇したのは、

前日の雨が嘘のように

晴れ渡った出雲大社でした。

天気に恵まれたのも

去ることながら、

前日、出雲大社に隣接した、

島根県立古代出雲歴史博物館で、

多くの予備知識が入った後に、

出雲大社を参拝出来たことで、

その知識が現実と結びつき、

「あ〜これ博物館で見たね!」

「そだね〜」

こんな感じで、夫婦の会話も弾み(笑)

恐らく初日に参拝したとしたら

こんなにも充実した体験には

ならなかったのは間違いありません。

僕たちの力では及ばない、

正に神様がくれた順番なのでした。

出雲大社へ

松江城から宍道湖の北岸を

車で50分ほど走り、

到着したのは、昨日来た、

島根県立古代出雲歴史博物館。

今回は駐車するだけですが、

参拝者にはここが無料で使えるのが、

本当に有り難い限りなんですよ!

今日は晴天の博物館。

ここから出雲大社への近道も

整備されていますが、

僕たちは遠回りしてでも

正面の参道入口から参拝します。

この前では記念撮影する人が

なかなか絶えないので、

何とかこの写真が撮れて

良かったです!

また、この日は年に一度の例大祭で、

午前中の行事が終わった後でしたが、

業者さんのテントがまだ多くありました。

たまたまですが、

年に一度の例大祭に巡り会うご縁も

合わせて掴んだのかも知れません。

さすがです、縁結びの神様!

境内の案内図。

上部の玉垣に囲まれた、

ご社殿が鎮座する地域を見ると、

昨日博物館で見た、

慶長期(豊臣秀頼)建立のものを

徳川氏が、寛文七年(1667年)

建て替えたときと各社殿の配置が、

そっくりなのがわかります。

こちらが博物館の模型です。

やっぱり予備知識って

ホント楽しいものですね!

出雲大社は珍しい

「下り参道」です。

緩やかな石畳の坂。

参道途中の末社。

末社の案内。

出雲大社は各所にこのような

外国人向けのQRコードがあって

とても親切なのです。

中国語が台湾スタイルなのは、

やはり台湾からの参拝者が

多いからなんでしょうか…

さらに下っていきます。

矢印とともに

野見宿禰(のみのすくね)神社の

案内があり、それを

少し行くと土俵があります。

日本で最初に相撲を取って

勝った人として有名な

野見宿禰、やはり土俵は欠かせません。

お社(やしろ)。

野見宿禰は出雲国造の祖先神、

天穂日命の十三世の嫡孫だそう。

そして、この神社の前には

こんな可愛らしい力士が。

阿形?

吽形?

それにしても兎がまわしを付けて

土俵入りしているような姿、

思わずニッコリしてしまいます。

こちらは本物の土俵入り。

出雲大社では奉納土俵入りも

行なわれています。

今年のカレンダーの5月は、

横綱、日馬富士とは…

あの騒動からもう半年、

月日が流れるのは早い!

右は大国主命の土俵入り。

いや、違います(笑)

日本書紀に書かれている

大国主命が自分の

幸魂(さきみたま)

奇魂(くしみたま)と

出会った場面です。

この二つがあってこそ

国を平定することが出来たことを

大国主命は理解したのです。

案内もありました。

出雲大社が「むすび」の神様に

なった所以なども書かれています。

手水舎。

手水鉢。

手水舎の柱に書かれていた短歌。

この先が本殿などがある

メインの境内地になります。

鳥居の向こうには、

巨大な拝殿が見えてきましたね!

これからがクライマックスですが、

話しが長くなりますので、

ここから先は後編にて書きます。

 

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