神功皇后神社(山口県下関市)
神功皇后様のプレゼント
神功皇后神社の
正面に位置する高台からは、
素晴らしい景色が広がっています。
右手は土井ヶ浜海水浴場。
今はのどかな浜辺ですが、
ここには、鎌倉時代、
蒙古軍の一部が上陸していて、
今でもその遺跡などがあるようです。
少し移動して撮影。
ここからは角島と、角島大橋の
全景が真横から見られます。
ズームして角島大橋を撮影。
手前の海に浮かんだ岩、
和歌山県串本町で見た
橋杭岩のミニ版って感じかな?(笑)
ここで、
こんな素晴らしい風景が見られた事、
きっと神功皇后様からの
プレゼントだったのでしょう!
腹ごしらえ
室津八幡宮を出た時、
僕たちは、お腹がペコペコ(笑)
神宮皇后神社への道すがら
見つけたのが、
地元のスーパーらしきお店、
「ウエスタまるき」。
なんか期待できそうと入って見ると
これが大正解!(笑)
多くの惣菜や弁当類に
目移りしながら選んだのがこちらです。
恒例、車内弁(笑)
妻は焼きサバ、僕はシャケがメイン。
美味し~くいただきました!
参道
お腹がいっぱいになると
眠たくなるのが常。
しかし、昼寝もせず(笑)、
神宮皇后神社に到着です。
一の鳥居。
(参拝後、神社から離れた
国道191号線沿いから撮影)
車を御社殿近くに置き、
御旅所がある
二の鳥居から参拝を開始。
「大明神」の文字が確認出来るので、
江戸時代の建立かな?
社頭。
石段で神門へ。
木々に覆われた神門。
いい雰囲気だ~!
拝殿が見えています。
神門と大銀杏。
案内を書き出すと
以下になります。
「神宮皇后神社
【主神】 神功皇后
【配神】
仲哀天皇 應神天皇
住吉三神 事代主神 蛭子神
【宝物】
木造狛犬 室町時代一対
伝蒙古鉾
【由緒】
後宇多天皇の弘安年中に蒙古軍が
土井ヶ濱に襲来した時に
執権北條時宗の命を受けて
此の地に派遣された武将が
蒙古軍を撃退することの
容易でないことを憂いて
神功皇后新羅征討の
故事を思い幣帛を奉って奉斎したところ
神の御稜威が現れて
蒙古軍を無事撃退できたことを感謝し
伏見天皇の
正應元年正月二十九日から
御祠の造営にかかり
七月十日に成就した。
【社殿】
寛永三年七月吉日再建
現拝殿
昭和五十七年三月吉日建立
【特殊神事】
濱殿祭は蒙古襲来による
多くの御霊を鎮め奉り
悪疫退散と平和を祈って
七年に一度行われる
昭和五十一年十一月二十四日
山口県無形民俗文化財指定」
神宮皇后神社の本殿が、
「土井ヶ濱」を見下ろす方向に
建てられているのは、
上記の経緯があって、
「外敵から見守ってくださる神様」
という意味もあるのでしょう。
御社殿
次に拝殿へ。
拝殿手前にも
立派な銀杏の木そびえています。
拝殿。
台座に「慶応」の文字が刻まれた狛犬。
江戸時代の末期の奉納です。
吽形。
参拝。
拝殿の狛犬と木鼻の目に妻が注目(笑)
右側が「吽形」になっています。
阿形。
拝殿から
幣殿を撮影。
ここで、
案内に書かれていた木造狛犬を発見!
なんとかズームで撮影。
「室町時代 木造狛犬 一対」
台座には、このように書かれているので、
これで間違いないでしょう!
吽形。
神社さんが、
ここに狛犬を配置していたので、
見ることが出来ましたよ!
感謝です、神職さん!
神功皇后様!
次に本殿へ。
参拝。
鬼瓦がカッコいい!
「浜出祭展示館」・「麗江美術館」
閉館中なのでわかりませんが、
お祭りの道具や、神宝などが
入っているのでしょうか?
最後はツーショットで〆。
これにて
神功皇后神社参拝は完了です。
今日の手水鉢
神宮皇后神社では、
過去、類例のない
手水鉢に遭遇しました。
何を表現しているのか?
印象に残る逸品です。