2018/01/03

寂心(じゃくしん)さんのクス(熊本市北区)

 

まるで森のよう

「寂心さんのクス」

巨樹をネットで調べていたら人の名前がついた

見るからに「カッコいい」クスがありました。

同じ「クス」として生まれても

一本として同じ姿に成長するものはありませんし、

特に長く生きているとその姿はもはや別の種類の木かと思うほどに違いが出ます。

その中でもトップクラスのカッコ良さに成長したのが「寂心さんのクス」。

遠くから見るとこの木たった一本で、「森」のように見えるほどの枝振りです!

そんな寂心さんに会いにいったのは去年の8月でした。

杵築(きつき)神社へ

「寂心さんのクス」の近くには神社があり、

その名前は杵築神社となっています。

正式には「鐙田杵築神社」(あぶみだきつきじんじゃ)といいます。

何で熊本県なのに(大分県の)杵築なのかと思って調べたら

全く関係は無く、出雲大社の御分霊のようでしたので、

御祭神は大国主命でしょうか。

寂心さんに会いに行く前にまずはここに参拝と考えて到着してみると…

「立ち入り禁止」になっていました。

やはり4ヶ月前の熊本大地震で被害が出ていたようです。

木の温かみがとっても素敵な鳥居の扁額も傾いています。

境内には入れませんが、境内の横からは写真が撮れそうだったので

神社の左横から参拝&撮影をしました。

拝殿の前には立派な猿田彦(さるたひこ)大神の碑がありました。

猿田彦大神は日本神話で天孫降臨(てんそんこうりん)の時、

天孫(天照大神の孫だから天孫と言う)である

ニニギノミコトの道案内をしたという神様で

導きの神様として、全国各地に祀られています。

その妻は天照大神(アマテラスオオミカミ)が

弟神スサノオの暴虐に怒って天岩戸に隠れた時、

その岩戸の前で乳まで露にして踊り、見物の男神様たちを大いに喜ばせた

天鈿女命(アメノウズメノミコト)で、

日本最古の「踊り子」ともいわれ「芸能の神様」として

多くの芸能人達から崇敬されています。

歌手の、氷川きよしが天鈿女命が祀られた宮崎県の高千穂にある

荒立神社(あらたてじんじゃ)に参拝を続けて、

歌手としてブレイクした話しは有名です。

↑以前参拝した時に撮影した荒立神社です

かなり話しが脱線しましたが、今回僕たちは

この猿田彦大神に導かれたのかも知れませんね!

こちらは杵築神社の本殿です。

ここにも横から(笑)参拝。

寂心さんのクスへ

杵築神社からほど近い場所に寂心さんのクスはあります。

寂心さんのクスの周辺は広大な「寂心緑地」として公園になっており

大きな駐車場も完備されていて、たった一本の木のためだけに

これだけの施設を作るのかと感動するくらいのものです。

なんだか地元の人たちの寂心さんのクスに対する愛情を感じますね!

駐車場から歩いて公園を通って行くと、

その隅に「森」がありました〜!

これがあの寂心さんのクスです。

クスよりも少し手前に妻が立っていますが、

それと比べてもこの木の大きさがわかりますね。

案内板に書いてあるように、このクスノキの根元には

この地域で住民に慕われる政治をおこなった通称「寂心」という人の

お墓があるから「寂心さんのクス」と呼ばれるそうです。

お墓がある大楠は珍しいですね。

もっと寂心さんのクスに近づいて妻とのツーショットを撮ってみました。

こんなに包まれている感じになる大楠は初めてです!

この祠に参拝。

そして、見上げると素晴らしい枝振りが良くわかります。

雄々しさと優しさがミックスされた感じの枝振り。

注連縄(しめなわ)の少し上には「おへそ」があり、

その中には何やら白いものが入っています。

へそのゴマかな?(笑)

こんな所もなんだかとっても人間っぽくてさらに親近感がわいてきました。

こちらが寂心さんのお墓です。

別の方向から撮影。

どの角度から見ても本当に素晴らしい巨樹です。

いつものようにツーショットで訪問は完了。

今日の癒し

寂心さんのクスについての石碑

寂心さんの挿絵が何とも言えず温かみがあって癒されました。

 

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