神宮内宮(2017年春旅)前編

 

日本の最高神は女性

僕が物心ついたころから

この日本国において、

男女の差別や格差といった、

女性は男性よりも損をするという意味の

話題や問題が途切れたことはありません。

もちろん、女性が損する事は、

いくつもあるのでしょう。

でも男に生まれた僕からしても

男が損をする事だって多々経験しています。

まずもって、日本には悪名高き?

「レディースデイ」なる

女性「だけ」が得をする日が

あまりにも多過ぎます(笑)

そして、この決定的な男女逆格差は、

決して国会で取り上げられることも

大問題になる事もありません。

過去僕はどれだけこの日で、

悲しい思いをしてきたでしょう。

精神ダメージたるや、

お金では計り知れません(笑)

女性だけ、デザートのケーキ付、

女性だけ、ソフトクリーム付、

女性だけ、入場料タダ、

女性だけ、コーヒー無料、

女性だけ、レディースランチ食べられる、

女性だけ、豪華アメニティセット貰える、

女性だけ、女性だけ、女性だけ…

日本に男女格差があるのは

明白だと断言します!(笑)

そして、

その一番の格差が、神宮内宮の

御祭神である天照大神でしょう。

何と言っても唯一無二、

日本国の最高神は女性なんですから!

宗教上の理由がある方は別ですが、

日本で、この神様に

頭を下げない男はいません。

巨大企業の社長さんも、

3歳の男の子も、

セクハラしている中年のおっさんも、

日本国のトップ、内閣総理大臣だって、

毎年正月には、

頭を下げに行っています(笑)

世界中の宗教で、

女性が一番偉い神様になっているのは

類を見ないのではないでしょうか。

やはりこの神様がいらっしゃる限り、

日本からは、

レディースデイはなくなる事は

ないでしょう(笑)

内宮(ないくう)へ

猿田彦神社から車で5分ほどで、

神宮内宮があります。

しかし、この日は、

駐車場待ちの車が多く、

内宮の駐車場到着までに

20分以上かかりました。

平日でこれならば、

土日はどんだけ待つのでしょう。

それほど参拝される方が

多い内宮なのです。

御由緒書き。

アマテラスオオミカミは、

天照大御神と表示されています。

まずは、有名な宇治橋に向かいます。

宇治橋から五十鈴川上流を臨む。

静かな流れの中、

僕たちは右側の木にとまっている

白い鳥に注目しました。

何と、ここに一羽の

白鷺(シラサギ)がいたのです!

ズームして撮影。

いや〜神宮内宮にまで、

僕たちの守護鳥であり、

妻のおばあちゃんの化身でもある

白鷺が来てくれているなんて!

ここで僕たちを

待っててくれたんでしょう。

内宮の玄関とも宇治橋で、

いきなり感動出来る僕たちは

なんとラッキーな参拝者なんでしょう。

宇治橋を渡り切って川の方へ下りると

船大工が作っている反り橋形が

よくわかります。

神宮のサイトによると、

この橋の架け替えも

式年遷宮と同じ20年に一度。

しかし、それは明治22年から

始まったことで、それまでは、

傷みがひどい場合に修繕や

架け替えを行なっていたそうです。

幹が苔むした珍しい、

桜の木がありました。

とにかく広い境内。

ここは明治時代初期までは、

民家があった場所なんです。

だから昔の家の並びがわかるよう

地面に線が引かれています。

庭園も素晴らしく、

桜も少しあります。

手水舎前の宮域図。

内宮は右側通行なので、

手水舎も歩いて右側にあります。

もちろんここでお手水をし、

体を清めるのですが、

内宮には自然の禊場所もあります。

五十鈴(いすず)川。

ここは御手洗場(みたらし)と言って、

手水舎と同じく身を清められ、

ここに佇むだけでもすでに体が

浄化された気持ちになれます。

川底は浅く、透明で、

手を入れると少し冷たい川の水が

本当に心地よくて、思わず川に

引き込まれそう(笑)。

そして、ここの石畳は、

元禄5年(1692年)

犬公方で有名な徳川綱吉の生母、

桂昌院(けいしょういん)が、

寄進したと言われています。

五十鈴川ほとりにある瀧祭神。

お社はありませんが、

五十鈴川の守り神として、

古くからある神様です。

ここから御手洗場が見えますね。

次に風日祈宮(かざひのみのみや)

へと向かいます。

五十鈴川の支流、島路川に架かる、

風日祈宮橋を渡ります。

橋を渡ると右側に御社殿が見えてきました。

御祭神は、

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の

吹いた息から生まれた

級長津彦命(しなつひこのみこと)、

級長戸辺命(しなとべのみこと)。

風雨の神様です。

元寇の時、

この神様に祈ったところ

神威によって台風を起こし

敵軍を海に沈めたのを

機会に「風神社」から

宮号を持つ「風日祈宮」となり

末社から別宮へと昇格したそうです。

御社殿隣にある、ミニ社(やしろ)

次回の遷宮ではこちらに

新しい社殿が建てられます。

通常は本社(正宮)を最初に参拝し、

そのあと境内社(摂社、末社)の順が

正しいとされている参拝方法ですが、

ここ神宮内宮はあまりにも広大過ぎ、

一旦本宮まで行くと、ここまで戻って

参拝する気力は失せてしまいますので、

いつもとは違う参拝順序となっています。

しかし、この参拝順序、

神宮の元神職さんと一緒に回った時も

同じだったので、きっと天照大神様も

許してくれているでしょう(笑)

この後、

いよいよ内宮の正宮へと向かいます。

後編へつづく。

 

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