熊野本宮大社(2019年夏旅)
妻のつぶやきから
「熊野本宮大社に行きたい」
そんな妻のつぶやきが
僕の旅計画魂(笑)に火を付けました。
思い切って会社も三連休とって、
前から行きたかった熊野古道も含め、
中身の濃い旅をするぞ!
そんな思いを胸にはじめた
旅は、予想以上の充実した時間となり
楽しめたのは言うまでもありません。
しかし、とにかく時間が無い!
無さすぎる~(笑)
いつもながらに行き先てんこ盛りで、
しかもこの日は寄り道までしたので、
もう開き直るしかありませんね(笑)
腹ごしらえ
宿泊地の奈良県御所市から
和歌山県田辺市の
熊野本宮大社までは
山越えの道で約100km、
車で走って2時間半の距離。
計画では午前10時ごろ
この日最初の目的地である
熊野本宮大社に
到着していたはずですが、
途中の十津川村で、谷瀬の吊り橋、
そして、大道草(笑)となった
標高1000mの霊峰、
玉置山の山頂に鎮座する玉置神社への
参拝と後先考えない行動で(笑)
予定を2時間以上遅れ
熊野本宮大社には
お昼過ぎに到着しました。
朝一番から凝縮し過ぎる旅で、
お腹はもうペコペコ(笑)
そこで入ったのが
神社境内入り口近くの「きっちん」です。
たまたま店の前の駐車場から
1台車が出ていったので、
そこに吸い込まれるようにして、
相棒(レンタカー)を駐車。
選んだのはランチの
アジフライ定食590円。
財布も安心、胃袋も大満足(笑)
熊野本宮大社へ
お腹も落ち着いたところで、
一の鳥居に到着です。
テレビや写真でよく見る社頭風景。
八咫烏の幟にテンション上がります。
鳥居の左側にあった奉納提灯の一つに
先程ランチしたお店「きっちん」さんの
名を見つけたのは妻でした。
熊野本宮大社の目前で営業ですから
ショバ代を・・・いえそんな俗悪な事を
神様は思うはずはありません(笑)
もちろん、
「崇敬の気持ち」を納められたのでしょう。
予定外の行動をとった
僕たちがこのお店に行ったのは
この提灯奉納のお陰?かもですよ(笑)
熊野本宮大社の社号標は
大きく立派です。
木製の鳥居、素敵です。
案内図。
結構シンプルな境内で、
道に迷うことなく参拝できそう。
鳥居をくぐってすぐ左側では、
八咫烏のオブジェが迎えてくれます。
僕たちはこの八咫烏に導かれて
ここ熊野本宮大社に参拝したのかも
知れません・・・
杉並木と幟はためく参道。
参道途中の戦没者を祭る功霊社。
さらに登ります。
祓戸社。
ここで一旦身を清めて、再出発。
手水舎。
猛暑の中、この風鈴に
どれだけ癒やされたか。
チリンチリンという音色、
日本人の心に染み入るものです。
水害の歴史と旧社地、
大斎原(おおゆのはら)
についての案内。
参拝前、御朱印帳と
御朱印をいただくため社務所へ。
黒を基調とし本殿と八咫烏をあしらった
カッコよく秀逸なデザインの
御朱印帳を授与してもらうと
大斎原の大鳥居と
宮司さんの筆による令和と書かれた
クリアファイルまでいただき超感激です。
御朱印。
八咫烏風鈴。
参拝方法などの案内。
いよいよ楼門。
ここをくぐると本殿ですが
その前に案内板がいくつかあるので
見てみます。
暑くて気力が失せてるので、
読むのではなく見るのです(笑)
見ました(笑)
御祭神の四柱は親子神。
八咫烏(やたがらす)の由来。
神武天皇東征の時の
道案内役として活躍した
八咫烏のお話とともに
案内の末尾に書かれている文章に
注目しました。
「サッカー協会のマークに使用された意味は、
考えるに目的とする相手チームのゴールを
はずすことなく、きちんととらえて
納めるという意ではないでしょうか」
なるほど!
サッカー日本代表のみなさん、
シュートすれば、あとは八咫烏が
相手ゴールまでボールを
導いてくれますから安心してください!
とは言えませんが(笑)
八咫烏、実に頼もしい存在ですね。
ここをくぐり本殿へ。
本殿は写真撮影禁止なので、
一の鳥居手前にあった
看板の写真で紹介します。
本殿前に立った時、
感動のあまり妻は涙していました・・・
参拝して本当に良かった・・・・。
その後、左から三番目の
証誠殿と呼ばれる第三殿、
家津美御子大神(素戔嗚尊)にご挨拶。
その後、第二殿、第一殿、第四殿、
そして、一番右側の独立した社である
むすびの神、満山社に参拝。
本殿敷地内に入れない時間帯は
楼門左横に建つ
この拝殿からの参拝が出来ます。
拝殿向かって右前の亀石。
左側には大黒石。
拝殿前、右側の八咫烏。
左側の八咫烏には「天地人」の文字。
拝殿手前には
名物?八咫烏ポストがあります。
緑の八咫烏に
黒いポストはインパクト大ですね。
案内札には、
「大切な人への想いを、
今の自分の想いを
ここ熊野から旅立たせて下さい」
こう書かれています。
毎日集荷というのが
凄いじゃないですか!
田辺郵便局さん、集荷
ご苦労様です。
ポストを見学したところで、
拝殿前に戻ってこの写真で〆。
令和前のツーショット(笑)
熊野本宮大社、
妻が涙してくれたことで、
忘れられない場所になりました。