川原住吉神社のクスノキ(長崎県長崎市)
巨木だけじゃ無い
巨木巡りでお世話になっている
人里の巨人たちのサイトに、
川原住吉神社のクスノキは
紹介されています。
また、神社巡りの前に
いつもお世話になっている
神社探訪 狛犬見聞録というサイトには、
江戸時代初期の狛犬がいる事が
紹介されていて、その風貌は、
かなり魅力的なものです。
川原住吉神社は、小さな鎮守様ですが、
巨木に古い狛犬と、見所満載で、
長崎市街から南に走って天草灘に面した
海辺近くに鎮座しています。
川原住吉神社へ
神社に着いてみると、
駐車場が無いし、道幅は狭く、
車の通行量は、意外と多いので、
仕方なく少し走った
海岸近くの広い場所に停車し、
妻と交互に参拝しました。
社頭。
一の鳥居は、
昭和17年5月の建立です。
そして、鳥居をくぐると
いきなり迎えてくれるのが、
このユニークな狛犬です。
これは見たこと無いデザイン、
超個性的なお顔です。
真横から。
吽形も、なかなかのイケメンです。
横姿にもスキはありません。
拝殿へ。
参拝。
その奥、本殿手前の両端に
ちょこんとこちらを向いているのが、
今回の長崎の旅で、
一番見たかった狛犬です。
延寳九年(1681年)の狛犬。
祭壇の段に登って撮影するのは、
気が引けたので、阿形をズームで撮影。
350年の時を感じさせる
風格に感動です。
吽形。
小さな石狛犬ですが、
肥前狛犬とは別系統のようで、
お顔は、お茶目な豚顔(笑)。
素朴さの中に、暖かさと
可愛らしさを感じますね。
次に本殿へ向かうため
裏側に回ってみると、
またもや凄いものを発見しました。
本殿の横にはこんな巨岩が。
しめ縄などは巻かれていませんが、
依代というか磐座的な雰囲気を
漂わせる素晴らしい石です。
本殿の反対側は、すっきりしている
というか、アルミサッシまで付いていて、
普通の家風ですので、
中に実際の本殿があり
これは覆屋なのでしょう。
境内社
御社殿の左右には境内社があります。
八坂神社
川原高光大神。
古い祠で、中には
男女一対の
かなり古い木彫りの像が、
透明ケースに入れられ、
大切に置かれています。
日露戦役記念碑。
御神木
狛犬、巨岩と楽しんだあとは、
ついに御神木のクスノキです。
クスノキの案内版。
クスノキと御社殿遠景。
近影。
樹齢500年という風格。
ここで、車で待機している妻と、
バトンタッチ。
一人ぼっちの(笑)参拝は完了です。