御建神社(広島県東広島市)後編

 

時短

御神体は、

本殿に祭られていますが、

多くの場合、神社を参拝する時は、

本殿前の建物である拝殿でします。

元旦など参拝客が

列を成して、参拝まで

長時間かかりそうな場合でも

地元の神社ならば並んで順番を待ちます。

ただ、旅先の神社に於いて、

長時間かかりそうな場合は、

時間短縮の為、そこには並ばず、

直接本殿に参拝しています。

参拝方法として、正しいのか

正しくないのかは、

神様が決める事ですが、

その前に、そこでの作法云々よりも

「神社を訪問」した事自体、

神様からは歓迎されていると

勝手に解釈しています(笑)

今回参拝した神社のいくつかでは、

この「本殿参拝」が出来たことで、

より充実した旅になったのは

間違いありませんから。

御社殿へ

御社殿正面の

石段横の石垣に彫られた

恵比須様と大国様を拝み、

その足で、御社殿向かって

左隣の墓地内にある

愛郷廟(あいきょうびょう)に参拝し、

御英霊の皆様に

感謝と哀悼を捧げた僕たちは、

ようやく御建神社の本社へと向かいます。

愛郷廟道という参道から見た本殿。

手前左側は「御建馬場建造営之碑」

神社の横にある野球グラウンドは

戦前は「馬場」だったそうです。

昔の「馬場」、今は野球場。

そして、

右側は、「毛魂碑」で、

最初は書道関係のものかと

思いましたが、裏を見てみると

こちらは理容業界関係の碑でした。

髪を切る仕事をしていると

髪の魂をも思うのでしょうね。

拝殿前は相変わらずの行列。

御由緒。

御祭神は、

素戔嗚命、事代主命、市杵島姫命

その他の神様です。

明治末期、いくつかの神社を合祀し、

ここに遷座したと書かれています。

明治時代の神社維持費軽減策として、

全国の神社は、

ある程度の規模がある神社だけ残し、

小さな氏神様の多くは合祀され、

地域性が薄れてしまったのですが、

ここも類にもれないようですね。

そして、

旧名は「祇園社」ということですから、

神仏習合の神、牛頭天王を祭っていたのが、

明治政府の神仏分離令で、

素戔嗚命に変更されたと考えられます。

なので、御由緒の冒頭に書かれた、

「素戔嗚命に祈り」の部分は、

「牛頭天王に祈り」だったのでしょう。

神社の歴史って色々と

「大人の事情」があって面白いものですね。

嘉永七年(1854年)寄進の

子持ち狛犬。

吽形。

こちらは、大きな狛犬。

この迫力、

まるで百獣の王ライオンですよ!

大きさの比較写真。

大正10年(1921年)に

奉納された鋳造の神馬があったのが、

戦争中金属供出され、なくなり、

その後、昭和51年(1976年)

この石造りの狛犬が、

奉納されたと書かれています。

台座が馬用の大きなものだったので、

大きな狛犬になったのですね。

吽形。

阿形のとは台座が違うと思ったら、

こちらの神馬は昭和5年の奉納で、

同じく金属供出されていました。

拝殿前。

地元の方々にとって

大切な神様なのでしょう。

拝殿横の絵馬。

参拝者が自由に

書き込めるようになっています。

ようやく本殿前に到着。

参拝。

流造の本殿は、

大正時代の再建だそうです。

真後ろから。

やはりここでツーショット。

境内社

拝殿、本殿の左側に鎮座するのが、

お酒の神様、松尾神社です。

参道。

鳥居の手前には神主っぽいタヌキが

お酒を抱えています。

耳に向かって拡声器のような

木の枠があるので、

タヌキさんに願望を伝えれば、

酒の力で成就させてくれる・・・

な~んていうものかな?

本当の意味は分かりません(笑)

「酒神松尾神社」。

社号標にわざわざ

「酒神」と書かれていますね!

慶応三年(1867年)寄進の狛犬。

吽形。

こちらは誰もいない拝殿で参拝。

酒蔵寄進の灯籠が沢山あります。

「桜吹雪」なんて見ると、

「遠山の金さん」を思い出す世代です(笑)

次に御社殿右側の境内社へ。

何の神様か不明ながら

参道を進みます。

石段を上り拝殿へ。

慶応二年(1866年)寄進の狛犬。

吽形。

この狛犬もそうですが、

御建神社の狛犬は、

どれも造りやデザインが、

素晴らしいものばかりで、

実に見応えがあります。

全面オープンの神楽殿的な拝殿。

駆逐艦「深雪(みゆき)」の絵が、

乗組員だった方から奉納されています。

深雪の艦内神社は、

御建神社だったのでしょうか・・・

本殿に参拝。

銅像など

社務所の奥、御社殿の手前には、

銅像があります。

加茂酒造という会社を起こし、

広島のお酒を世に広めた方です。

この銅像も戦時中金属供出され、

再建されたものでした。

左側が「青」でない

旧字体の「静」の文字に

妻は感動していました。

何故って、妻の名前の一文字は、

これと同じ「しず」だからです(笑)

教育碑。

「獨創」の文字は

東郷平八郎の書です。

社務所にて今年の御札をGET。

今年の崇敬神社は、

「御建神社」に決定です。

西条駅に到着。

ここから三原へと向かいます。

 

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