2020/06/09

門司港レトロ展望室(福岡県門司港)

 

ネーミングの妙

1995年にオープンした門司港レトロ。

ここの雰囲気や建物など

素晴らしいものが多くありますが、

やはり絶妙なのは

「門司港レトロ」というネーミング。

以前も書きましたが、

「煎茶」として売っていたころ

全く売り上げが伸びなかったものを

「お〜いお茶」にしてからは

爆発的ヒットした伊藤園のお茶。

中味が全く同じでも名前は大切です。

ここがただの門司港観光地区とか

門司港公園とかの名前だと

観光客の数は、かなり違ったことでしょう。

門司港レトロという名前を付けた人、

あんたは偉い!(笑)

門司港レトロぶらり旅

今回の目的はあくまでも「焼きカレー」。

だからカレーを満喫したあとは、

何の計画もなく、門司港レトロ地区を

ぶらり旅しました。

焼きカレーのお店近くには

船乗り場があります。

宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した

巌流島行きが目立っています!

この時はあまり興味が無かったのですが、

お城に目覚めた今は、

武士個人にも興味が出て、

ちょっと行ってみたい気分です。

乗船時間は10分ですが、

関門海峡は潮流が早く、

船が揺れそうなので、

妻の身体がもつのかは不明ですが(笑)

このあたりの街灯は

昔のガス灯をイメージしているようです。

以前から何度も見ている高い建物。

門司港ホテルの横を通り、

旧門司税関のビルがある方へ向かいました。

すると橋が上がり始めたのです。

こんな場面に出会えるとは、

かなりラッキーですね!

船が通過するので、

ここは跳ね橋になっていたのです。

船も無事通過し、

橋はもとの位置に戻り、

僕たちも向こう岸へ。

意外と橋を渡る人が多く、

ちょっと人の渋滞が発生(笑)

橋の名前は「ブルーウイングもじ」

人だけが渡れる跳ね橋、

かなり珍しいものかも知れません。

橋から向こう岸を撮影。

右が旧門司税関、

左の高いのは最上階が

門司港レトロ展望室になっている

タワーマンションです。

橋から山側、海峡プラザ方面を撮影。

このMAPで、あの高い建物が

門司港レトロ展望室と知りました。

ここは上った事がないので、

行ってみる事に。

ビルの入口には超分かり易い表示が。

高さ103m、眺望270度。

う〜んこれも分かり易い。

屋上のフラットな部分は、

ヘリポートになっていると想像。

このビルは有名な建築家、

黒川紀章の設計です。

エレベーターの表示がお洒落ですね!

さすが、黒川さん。

31階で降りて、

入場料一人300円を払い展望室へ!

お〜素晴らしい景色!

上は展望室から関門橋方面の眺望です。

南側、門司港駅方面。

なんか後光が射していて、

神様オーラを感じますね!

南側手前。

真ん中が、旧門司税関、

右側の橋が、先ほど通った跳ね橋

「ブルーウイングもじ」

海を挟んで、門司港ホテル。

先端部分が細く、

船の形をイメージして作られたことが

よくわかります!

そして、ホテルの左上が、

国指定重要文化財の門司三井倶楽部

その先が改修中の門司港駅。

そう言えば、

門司港駅も国指定重要文化財ですから

ここは文化財のワンダーランドですよ(笑)

その門司港駅の右側のちょっと高いビルに

焼きカレーが美味しかったお店、

「プリンセスピピ」が入っています。

そこからさらに海側を見ると、

巌流島行き、下関唐戸行き

船乗り場です。

これだけの景色を生で見られるなんて、

素晴らしいですね!

このビルを建てる時には

門司港レトロの景観が悪くなるとかで、

一悶着あったそうですが、

これだけの景色を楽しめるなら

建てて大正解でしょう!

こちらは和布刈(めかり)公園方面。

門司港レトロに来るたび、

何度も地上から見ていたこのビル、

今回初めて上ってみて、

本当に良かったと思います。

展望台が好きになった僕は、

対岸の下関にそびえ立っている

地上143mもの高さに

360度見える展望台を装備した

「海峡ゆめタワー」にも

上ってみたくなりました(笑)

今日の癒し

展望室のオブジェに癒されました。

さりげないシルエット。

なんかセンス良いですね!

 

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