2019/02/23

沼名前神社(2019年福山の旅)

 

鞆の浦という名の発祥を知る

沼名前神社と書いて

ぬなくまじんじゃと読みます。

神社のサイトによると

「神功皇后が西国へ御下向の際、

この浦に御寄泊になり、

この地に社の無きことを知り、

斎場を設け、

この浦の海中より涌出た霊石を神璽として、

綿津見命を祀り、

海路の安全をお祈りになられたのが、

当社の始まりです。

さらに、神功皇后御還幸の折、

再びこの浦にお寄りになり、

綿津見神の大前に

稜威の高鞆(いづのたかとも)

(弓を射る時に使った武具の一種)を納め、

お礼をされたところから、

この地が鞆と呼ばれるようになりました。 」

なかなか神社の由来などを読まない僕が、

何故か詳しく知りたくなったのは、

たまたま出会った神事でした。

お弓神事

鞆の浦のバス停を降り、

最初に向かった小烏神社の手前で、

妻がこんなものを発見しました。

町内の案内板です。

この右端のポスターには、

「お弓神事 2月10日(日)

午後2時~雨天決行」

こう書いてあります。

何と、今日(鞆の浦に行った日)に

この神事があるのです!

何という巡り合わせなんでしょうか。

鞆の浦には7時間ほどの滞在時間なので、

他を観光する時間は少なくなりますが、

神事など全く調べずに行った

沼名前神社初参拝で、

365分の1の確率でこの日に当たり、

しかも神事が始まる午後2時までは

まだ3時間もあるという超幸運を

手放すわけにはいきません(笑)

僕たちの頭には「午後2時」が

刻まれてしまいました。

沼名前神社へ

石畳の参道を歩いていき

一の鳥居(多分)をくぐります。

一直線に近いので、

ここから既に神門や、

拝殿の屋根までが見えます。

旧社格は國幣小社と

かなり高い社格です。

寛永二年(1625年)建立の二の鳥居。

笠木の先端が反り上がった感じは、

僕が大好きな佐賀県の

肥前鳥居に似ていると思って

後からWikipedia調べたら

この鳥居の柱には

「大工 肥前之住人中島弥兵衛」と

刻まれていると書かれていました。

凄いぞ!肥前の住人!!(笑)

また、レア物として、笠木の先端に

鳥衾(とりぶすま)という

通常は社殿建築物などに使われる

装飾品が付けられているのも

後で知り、現地で視認しなかったのが

ちょっと残念ですが、

これも「また来てね!」という

神様の優しいお心遣いだったのでしょう。

鞆の浦町の左上(北西)に

沼名前神社は鎮座しています。

御由緒。

この神社が延喜式に載っている事も

書かれていて、

少なくとも1000年以上の

歴史があることがわかります。

神門が見えてきました。

その左手前にいらっしゃるのが、

こちらです。

神馬舎。

白馬です。

神門。

神門をくぐると石段の向こうには、

拝殿が見えてきます。

注連縄柱をくぐり御社殿敷地へ。

手水舎に向かう前、

ここから振り返ると、

こんな景色が見えます。

神社の石段と楼門の先に見える

鞆の浦の海と仙酔島という

贅沢な取り合わせです。

手水舎の屋根は立派な唐破風で、

まるで拝殿のような豪華さです。

手水鉢も一枚岩の

素晴らしいものが置かれています。

拝殿。

参拝。

祈り=意宣り、なるほど!

拝殿を斜め横から撮影。

拝殿脇には白壁の倉庫が立ち並び

見るものを楽しませてくれます。

本殿。

本殿アップ。

御朱印。

記念写真も完了。

境内社

本社の後は境内社に参拝します。

天満宮。

八幡宮。

右端に弓の的が置かれていますが、

この的が、このあと、

主役になる場面に遭遇するとは、

この時はこれはただの置物としか

思わなかった僕には

想像もつきませんでした。

そんな的よりも僕が注目したのは、

こちらです。

木造の狛犬。

素晴らしいものを発見して、

ちょっと興奮しながら撮影(笑)

吽形もひび割れながらも

しっかり神様を護っています。

そして、この奥に見える「矢」も

この後、重要な役目を果たすのですが、

狛犬しか目に入っていなかった僕です。

左が、竈社、塞社

真ん中が、松尾社、稲荷社、地主社

右が、厳島社、艮 社

渡守社。

渡守社向かって左には、

神馬が閉じ込められて・・・

いや、控えています。

後で知ったのですが、

八幡宮の左側にも渡守社と同じく

神馬がいらっしゃいました。

護国神社。

まるで境内社のような外観ですが、

こちらは自動案内機です・・・

と書いてから撮り忘れたと思っていた

「力石」が右奥に写っていました!

この石は福山市の

重要文化財に指定され

神社のサイトによると

江戸~明治時代、

鞆港の仲仕が祭礼の時などに

力比べをし奉納したものでした。

お弓神事の準備

午後2時からのお弓神事の場所。

まだ11時過ぎというのに

既に報道カメラマンは

陣取っています(笑)

今日の注目

社務所横にひっそりと佇んでいた

古い機関銃らしきもの。

神社には大砲の弾丸がよく

飾られていますが、

機関銃は初めて見ました。

おみくじを結ぶ人がいるようで、

「おみくじをむすばないでください」

という張り紙もされています。

説明書きはなかったので、

詳しい事は分かりませんが、

石の台座まで準備して、

ここにこれを置いたのは、

何か意味があるのでしょうね。

 

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