六所神社の大樟(福岡県糸島市)

 

数字がつく名前の神社

今回の神社は、六所神社。

同じ名前の神社はここ以外にも

たくさんあるようです。

また、「八所宮」、「五所八幡宮」、

「六嶽神社」「八剱神社」など

数字が付く神社というくくりだと

相当な数になるでしょう。

六所だと一般的には、

六柱の神様を合祀したので、

この名前になっているようです。

ここ、糸島市の六所神社は、

熊野三所大神と住吉三所大神で、

合計六所でした。

本当の意味は違うのかも知れませんが、

神様は寛容ですから、

勝手な想像を許してくれるはずです(笑)

大樟へ

境内の参道脇に駐車して、

参道入口まで戻ってから

改めて参拝します・・・

いつものパターンですが(笑)

境内入口。

青空に映える石段。

注連縄柱。

二の鳥居。

ちなみに一の鳥居は、

社頭のはるか手前にあるようですが、

そこまでは行く気力がありませんでした(汗)

昔の社領は今よりもはるかに

広大なものだった名残なんでしょうか。

明治以降の新しい鳥居なのかと思い、

裏を見ると、「元禄九年」

と刻まれていました。

西暦だと、1696年ですから

300年以上の長きに渡って、

この神社に立ち続けているんですね。

参道の途中には、

四基の石柱が並んでいます。

左の二つは猿田彦の名が見えますが、

右の二つの文字は解読不能です。

遠目からでも巨木とわかる

樟が目前に迫って来ました。

案内によると、大樟は二本あり、

どちらも推定樹齢は800年と

かなりのご長寿です。

拝殿へ上る石段と、

両脇の石垣も良い味出しています。

お隣の樹齢800年の大樟よりは、

かなり若い感じです(笑)

阿形の狛犬。

こちらは、吽形。

注連縄柱から見た拝殿。

参拝。

神額には、

熊野三所大神、住吉三所大神が

書かれています。

冒頭に書いた通り、

合わせて六所という事でしょう。

拝殿右側から。

拝殿の左は本殿まで

ストレートな構造ですが、

拝殿の右側は、翼殿のように

拝殿と直角な建物があり、

出入り口があります。

神饌所なのかも知れません。

右の本殿はこの覆屋(鞘堂)によって

完全に保護されているようです。

覆屋に見えるのが本殿自体かも

知れませんが・・・。

境内にもう一つある大樟の案内。

「熊野神木」、「住吉神木」という

名前が付けられていました。

一号、二号というだけよりも

親しみがわいて素敵です。

拝殿横の熊野神木(一号木)。

神社裏の住吉神木(二号木)と妻。

こんな巨木が、

御社殿の前と後ろにそびえているのは、

まるでこの二本の木が、

神様を護っているかのようにも

感じられます。

境内社

御社殿左横の境内社。

現人神社。

この小さな空間に

まるで本社の拝殿にあるような

絵馬が、いくつも飾ってあります。

氏子さんたちから崇敬も篤く、

大切にされている感満載ですね!

お社の左奥にあった不思議なもの。

これはいったい何でしょうか・・・

餅つきの臼と杵?(笑)

そして、もう一つの境内社が、

拝殿から石段を降りた所に

鎮座する疫神社です。

真ん中が疫神社。

古い祠ですが、

しめ縄も綺麗に巻かれて

やはりこちらも大切になれています。

これで、神社の参拝は完了ですが、

あと一つ完了させなければ

いけないものがありました・・・

大樟(熊野神木)をバックにツーショット(笑)

ブログの目的が僕たちの個人的な

思い出を残すのことなので、

基本これは必須です(笑)

妻のお気に入り

熊野神木の近くで見つけた

強い生命力を見せつけてくれる老木。

幹が割れても尚、

これだけの樹勢を保つ

この木を見て、

妻は「大樟よりこっちに魅かれる!」

そう言っていました。

そんな心があるから

完璧には程遠い僕と一緒に

いられるのかも(笑)

 

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