大友氏館跡(大分市)

 

令和二年公開

発掘調査がスタートして約20年。

昨年(令和二年)、

大友氏館庭園(復元)が公開されました。

大分市のサイトによれば

「調査研究の結果、庭園は約500年前、

大友家19代当主・義長の頃に造られ、

その後、大友氏最盛期となる16世紀後半、

21代当主・宗麟と

22代当主・義統(よしむね)の時代に

雄大な池をもつ庭園へ

改修されたことがわかりました。」

このように書かれています。

大友氏館庭園と、それに隣接する

南蛮BVNGO交流館では、

キリシタン大名として有名な大友宗麟、

そして、豊臣秀吉によって改易された

大友氏最後の当主、義統の足跡を

楽しく知ることができます。

南蛮BVNGO交流館

大分駅から車で数分、

大友氏館跡に到着です。

こんな看板を見ると、

いきなりテンション上がります。

大分に到着する寸前までは、

どんよりした曇り空だったことが

全く信じられない位の青空に、

大友宗麟さんが、

僕たちを歓迎してくれたに違いないと

二人して喜び合っておりました(笑)

銅像の大友宗麟公もお出迎え(笑)

おもてなし、感謝です!

入館前に周辺の

大友氏ゆかりの場所を確認。

そして、南蛮BVNGO交流館内へ。

何故、「BUNGO」(豊後)ではなく

BVNGO」なのか?

それがここで解明されました。

「館名BVNGOの表記は、

このティセラ「日本図」に九州全体を

ラテン語の大文字で「BVNGO」と

表記されていたことに基づいています。」

このように書かれています。

なるほど~

だからビンゴじゃなく豊後か~(笑)

「大友氏遺跡と大友宗麟」。

大友氏の歴史が時系列に紹介され、

大友宗麟の何がスゴイのかも

よくわかります。

僕たちが入館するなり

係の方が

「はじめにこちらの映像を御覧ください」

そう案内してくれて入ったのが、

「歴史ゾーン」という部屋です。

ここで、7分の映像を観たのですが、

役者も大友宗麟にそっくりで(笑)

いきなり、大友ワールドに

引き込まれてしまいました。

映像を観た跡は、部屋のパネルで、

改めて、大友宗麟の功績を確認します。

次に衣装コーナーを観ていたら、

「こちらでも映像を御覧ください!」

そう言われて入ったのは、

こんなシアタールームです。

シアタールームの後ろには、

大友氏館の一部が再現されています。

2本の映像で、

今までほとんど知らなかった

大友氏や大友館のことを楽しくインプット。

そして、

映像を観て僕たち二人が驚いたのが、

入館時に引ける「新春大友みくじ」で、

妻が引き当てた大友宗麟の重臣、

戸次(べっき)道雪(立花宗茂の義父)と、

僕が引き当てた日本初の西洋式病院を

作ったアルメイダの二人が、

映像では重要な役割だった事です。

新年早々、引きが強い二人かも?(笑)

茶室ゾーン。

躙口(にじりぐち)まで再現してあって、

思わずここから入りたくなりました(笑)

庭園へ

南蛮BVNGO交流館から庭園へ。

庭園の案内。

ここから庭園へ。

エントランス。

まずは見学コースを確認。

実際の遺跡は、

全てこの地中に埋められています。

散策スタート。

復元された井戸跡。

案内には、

ここは平地で池に水を貯めるため

井戸から一旦水を水槽などに入れ、

それを竹筒で池に流していたのでは?

と書かれています。

南側から。

展望スポット。

「天気が良ければ、ここからは

サルがいることで有名な

「高崎山」を見ることができます。

高崎山の山頂には、大友氏の山城である

「高崎城」があったことがわかっており、

今でも敵の侵入を防ぐための

しかけが残っています。」

このような案内があります。

小学生にも分かりやすい文章とフリガナ、

素晴らしい配慮ですね。

案内の通り、天気が良いので、

「高崎山」も見えています!

動画でも撮影。

ここで、ツーショット。

庭園北側から。

大友VRツアー

何も無い場所で、

昔の建物が見られるのが、

VRツアーの醍醐味。

南蛮BVNGO交流館の映像で

既に館の全容を見ていた事と

いつもながらに時間が無いという理由で、

VRツアーは急ぎ足で、

勝手に想像ツアーしてみました(笑)

ここに壮大な館があった事を想像。

所々にこんなものが置かれて、

案内してくれます。

今日の感想

映像三本、庭園の再現、VRツアーなど、

こんなに盛りだくさんの内容で、

全ての施設利用料金は無料。

何だか申し訳ないといういうか、

嬉しいというか(笑)。

大友宗麟のイメージを変えてくれた

素晴らしい施設に出会えて感謝です。

 

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