雲見浅間神社(静岡県松崎町)後編

 

絶景を見る必須条件

雲見浅間神社の大きな魅力は、

烏帽子山山頂からの絶景です。

こちらは社頭近くの絵地図で、

「ロッククライミング禁止」と書かれています。

勿論、僕たちはそんな趣味も胆力も

全くありませんので、

「へ~そんな場所なんだ・・」

なんて他人事に思っていました。

ところが、

実際に行ってみると、

趣味も胆力も無いにも関わらず、

山頂の本殿と展望台に行く最終段階では、

「ロッククライミングもどき」は

必須なのです(笑)

大きな岩(磐)で

こんな貴重な体験が出来たのも

御祭神の磐長姫命いわながひめのみことのお名前にちなんだ

ご利益だったのでしょう!

中之宮から本殿へ

山の中腹、中之宮の参拝を終え、

いよいよ山頂を目指して山道へ。

思った以上に険しいような・・・

細い道を滑らないように歩き・・

崖登りも体験(汗)

木の根っこ=道(笑)

ここからは石の階段・・・

もはや階段の体を成していないかな(笑)

このあたりは

ロッククライミングもどきの序章(笑)

岩&根。

なんと素晴らしいことに、

根っこに名前が付けられていますよ!

「相思の根」。

日本の根っこが仲良く並んでいるので、

このように命名されたのでしょう。

ちょっとしたユーモアに

体力を奪われた僕たちも

一瞬、心癒やされます。

ラスボス(笑)最後の大岩へ。

ここも滑落しないよう、

岩肌に寄り掛かりながら、

ロッククライミングもどきを堪能(笑)

お~本殿が見えてきた~!

本殿に到着。

「烏帽子山山頂からのながめ」

案内を書き出すと

以下になります。

「標高162mの烏帽子山山頂からは、

烏帽子山や千貫門といった

「火山の根」をはじめ、

雲見・岩地・堂ヶ島などの

海底火山噴出物で作られた

美しい海岸線が一望できます。

また、目の前に広がる駿河湾は、

フィリピン海プレートが

本州側のプレートの下に

沈み込んでいる場所で、

最深部が水深2,500mにもたっする

日本で一番深い湾です。

タカアシガニなどをはじめとする

珍しい深海生物の宝庫となっています。」

本殿。

扉を開けて参拝。

神額の文字は「御嶽浅間宮」

展望台

本殿の横にそびえる大岩、

そのテッペンに展望台はあります。

こんな展望台ははじめてかも?

岩を削って作られたプレートには

「講和記念

昭和21年7月吉日

雲見浅間神社」

このように刻まれています。

ということは、この展望台、

今年で、御年77歳なんですね!

喜寿の年に

展望台に登れるとは、

やはりこれも磐長姫命の

お導きに違いありません!

頂上へ。

岩とコンクリで出来、

4~5人程度が

定員といった感じの

超コンパクトな展望台で、

下を見ると

お尻がめっちゃムズムズしますが、

ここは完全なる「テッペン」に

作られた展望台なので、

360度、視界を遮るものが全くなく

先程の案内通りの景色を

完璧に堪能することが出来ます。

本殿の屋根と駿河湾と富士山。

少し上のアングルで撮影。

南アルプスの雪山までが見え、

素晴らしい眺めですよ!

少しズーム。

縦位置でも撮影。

たまらんですね、

こんなものが見られるなんて!

カメラを右に振って

富士見彫刻ライン雲見海岸を撮影。

さらに右側に振ると、

再び駿河湾が見えてきます。

案内にも載っていた千貫門を撮影。

時間がなくて

千貫門には行けませんでしたが、

ここから堪能出来たのはラッキーでした。

御前崎も見えていますね!

静岡市方面。

動画でも360度の眺望を撮影。

最後に富士山を入れてツーショット。

雲見浅間神社、

日本屈指の、絶景神社でした!

 

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