六所神社(岡崎市)

強運ジンクス
六所神社は徳川家康の産土神で、
家康の孫、三代将軍家光さんは、
寛永十一年(1634)、
お爺ちゃん愛溢れる、
壮麗な御社殿を造営し、
当時建立された御社殿は、
そのまま400年近く立ち続けています。
石清水八幡宮、南宮大社など
家光さんが建てたものの多くは、
火事にも空襲にも遭わず、
そのまま現存するという
「強運ジンクス」が、
ここでも発令されているんですね(笑)
家康さんが東照大権現(神様)として、
可愛い孫の家光さんを
見守ってくれているのは、
間違いないでしょう(笑)
参道
旅の初日、時間がなくて、
参拝を諦めた六所神社ですが、
二日目、旅の最後に
参拝することが出来ました。
裏参道近くの駐車場。
ここから一旦、社頭へ。
一の鳥居まで行く気力がなく、
二の鳥居前からスタート。
「尾張文化をたどる」
六所神社を含み、
名古屋城など愛知を代表する
文化財が名を連らねていますが、
ここでの注目は、
(番外編)として記された
岐阜県の「行基寺」です。
寺の名前の通り、
行基菩薩の創建で、
しかも後年、会津藩主となり
戊辰戦争を戦った松平容保の出身、
美濃高須藩の菩提寺なのです!
行基寺、
いつかは行かなきゃならんでしょう(笑)
手水舎。
烏帽子みたいなデザインの手水鉢。
案内。
冒頭に書いた内容が記されています。
楼門へ。
「楼門は貞享五年(1688)の
墨書が発見され建立年代が判明した」
このように案内されています。
神額の「六」の文字、
上下が離れていますが、
なんか意味があるのかな?
楼門斜め後方からの全体像。
拝殿にて参拝。
正面の千鳥破風と鬼瓦には、
徳川家の三つ葉葵が輝いています!
御社殿を左回りで一周。
本殿。
流石は家光さん、
絢爛豪華な装飾に
目が眩みそうですよ(笑)
本殿後方から。
御社殿真横から。
手前の細い木には、
「しおがま桜」の標柱があり、
六所神社に勧請した神様、
「塩土老翁命」の故郷、
宮城県に鎮座する「鹽竈神社」の
桜の苗木なのかも知れません。
これで一周完了。
素晴らしい御社殿、
大いに堪能させていただきました!
境内社など
本殿向かって左側には、
三つほどの建物があります。
家光さん造営、
重要文化財指定の神供所。
神楽殿。
三晃大黒社。
参拝。
木彫りの暖かさ満載の大黒様。
家康公手形。
ふくよかさに満ち溢れ、
天下を取れたのも頷けます!
根拠はないけど・・(笑)
御朱印。
「家康公産土神」の文字に
ここが徳川将軍家にとって、
特別な神社だったということを
再認識します。
最後はこれで〆。
六所神社、
参拝できてホント良かった〜!
今日の言葉
裏参道入口近くの池の柵に
掲げられた案内のお言葉、
めっちゃ優しいのです・・・
「おねがい」
「可愛い鳩ですが、
大事な文化財を守ために、
えさを与えないで下さい
六所神社」
言葉は言霊・・・
この「おねがい」を書かれた宮司さんも
家康さんに守られているはずです。