竜頭の滝(日光市)

 

3度楽しめる滝

竜頭(りゅうず)の滝の観光は、

恐らく滝壺がメインでしょう。

しかし、

この滝、超長〜いのです(笑)

ここには「竜頭の滝園地」として、

滝に沿って整備された歩道や、

休憩施設があり、

僕たちは、滝壺から

滝上までを散策しながら

歩いてみました。

それぞれの場所で見る竜頭の滝は、

どれも魅力が溢れ、

滝の流れ全体が、

まさに「竜神様」の姿とも言えます。

滝壺、滝中、滝上を

竜に例えるなら、

竜頭、竜胴、竜尾でしょうか(笑)

一つの滝で、

3度も楽しめる稀有な滝、

それが竜頭の滝なのです!

滝壺

足尾銅山を展望した後、

奥日光の竜頭の滝へ。

駐車場に到着。

エントランス。

名前は知らないけど、

赤い花、白い花が

見事に咲いています。

あと30歩。

そうなんだ〜と思いつつ

一歩一歩数えながら滝壺へ。

ここまでは25歩、

僕の長〜い足ならば、

あと5歩で到着は可能かな?(笑)

そして、滝壺へ。

案内を抜粋・要約すると

以下になります。

「全長210mの渓流瀑で

奥日光三名瀑のひとつとされています。

滝壺近くが大きな岩によって二分され、

二本の滝の流れを龍の髭に、

中央の岩を頭部に

見立てたとも言われます。

滝は緩やかな滝上の流れから始まり、

滝中を豪快に滑り落ちて二手に分かれ、

分かれた流れが滝壺で

一つに交わる様が楽しめます。

この二本が一本に交わる様から

近年では、「縁結びの滝」とも

呼ばれることがあります。」

お〜確かに龍の頭と髭ですよ!

素晴らしい眺めですね!

縦位置でも撮影。

動画で定点撮影。

記念のツーショット完了。

龍頭観音堂

次に滝壺のエントランス前に鎮座する

龍頭観音堂へ。

入口。

まずは、お堂の前にある

「足休め 草鞋履替ところ」に建つ

お地蔵様へ。

参拝。

こちらは円空仏的な

優しいお顔のお地蔵様。

背後には

「ぶじを念じます」の文字が

見えていて、実に癒されます。

「龍頭観世音 縁起」

案内を抜粋・要約すると

以下になります。

「龍頭観音は三十六観音のひとつで、

世に光を与え悩める衆生の音声を

みそなわし導いてくださる菩薩様です。

天上の水、地上の水、

地下の水を支配される龍頭観音様は

様々な龍を仕いて水を支配するといいます。

釈迦の誕生に八大龍王が花をちらし

慈雨甘露の雨を降らして

祝福したことも有名で、

今もって、

釈迦に花をちらし甘茶をかけているのも

そのゆえんであります。」

なるほど〜!

花祭りで、

お釈迦様像に甘茶をかけるのは、

「慈雨甘露の雨」の意味だったのですね。

御釈迦様と龍神さんとの関係も理解でき、

これでまた一つ、

大人になれました(笑)

参拝。

滝中

お堂からそのまま

滝の横を通り上流へ。

木漏れ日が気持ちいい散策路。

お〜見えてきた!

こんな近くで絶景を見られるなんて、

なんと幸せな僕たちなんだ!(笑)

縦位置でも撮影。

動画でも撮影。

やはり「音」がするって、

迫力が違いますね。

ここから二手に別れ、

滝壺で再度合流します。

滝上

さらに上へ。

もうすぐ頂上。

ここは標高1,355m、

伊吹山の標高1,377mと

ほぼ同じくらいの場所なんですね!

日光、高いんだ〜!

滝上からの風景。

この川が流れ着く

中禅寺湖も見えています。

滝に動画は必須(笑)

駐車場へ

竜頭の滝を堪能した僕たちは、

遊歩道を下って、駐車場へ。

ここは花の宝庫、

最後は白い花が

見送ってくれました。

 

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