坂本龍馬記念館(2019年高知の旅)
明治維新から151年目
昨年、2018年は明治維新から
150年という年にちなみ、
薩長土肥と呼ばれ、
幕末の志士たちが活躍した
現在の鹿児島県、山口県、
高知県、佐賀県では、
記念行事が行われていました。
そんな中、一番お金をかけたのは、
高知県だったかも知れません(笑)
それは、その記念行事に合わせて、
坂本龍馬記念館を一新し、
しかも新館まで作っているからです。
そのお陰で、
明治維新151年目の今年、
ここを訪問した僕たちは、
リニューアルして1年にも満たない、
真新しい記念館を
大いに堪能出来たのでした。
新館
浦戸城の本丸跡の一角に
坂本龍馬記念館はあります。
左が本館、右が新館。
本館と言っても古さは全く無く、
こちらが新館かと間違うほどです。
新館から入り、
本館から出るのが順路になっています。
エントランス。
なかなか落ち着いた雰囲気です。
常設展示室
入場料を支払い、二階へ向かいます。
展示室は、三つあり、
ここは1番めの常設展示室です。
入口。
入ってすぐ僕たちを待っていたのは、
有田焼の坂本竜馬像。
第12代酒井田柿右衛門の作品で、
昭和7年に制作されています。
龍馬の横には妻の姿が、
仲良く(笑)写り込んでいますね。
展示室全景。
坂本龍馬記念館内の撮影は、
一部を除き全てOKなので、
こんな記念も残せて有り難い限りです。
この絵は長崎市の
亀山社中記念館で見た、
武田鉄矢が寄贈した絵と同じですね。
調べてみたら、
同じ絵は2千枚ほどあるようです。
こちらは坂本龍馬が、
慕っていた姉の乙女さんに送った
鹿児島新婚旅行の報告です。
高千穂峰山頂部に突き立てられている
天の逆鉾が描かれていて、
龍馬がこれを引き抜いた事も
書いてあります。
龍馬は好奇心が旺盛だったんでしょう(笑)
こちらは龍馬が寺田屋に
「いろは丸事件」を報告した手紙。
文章には、先日僕たちが旅した、
「鞆の浦」という地名もあります。
龍馬の言葉が文字として
壁に映されています・・・
が、
時間が無いので読んでません(笑)
ジョン万次郎展示室
幕末高知県の有名人と言えば、
坂本龍馬と並び、ジョン万次郎です。
2番めは「ジョン万次郎展示室」です。
こじんまりした部屋ながら、
充実した展示があり、
これはほんの一部です。
江戸時代、
最低身分の漁民が、
たまたま漂流し、
アメリカの船に助けられた事により
後に、武士として幕府直参に
召し抱えられるまでになるという
こんなに凄い人生になったのは、
持って生まれた万次郎の運命と
本人の資質だったのでしょう・・・
そんな事を考えながらも
ここも時間が無く5分ほどで、退室。
今回の高知の旅は、
「広く浅く」なので、これでいいんだと
言い聞かせながら・・・(笑)
企画展示室
ここでは、
「御所をまもった土佐の士
(サムライ)展」を観覧。
入口。
御所の警備は各藩の担当で、
この図面には持ち場に藩の名前が
記されています。
尊王攘夷派がクーデターによって
都落ちをした時の七卿落ちの掛け軸。
僕にはこれが一番印象深い
展示物でした。
本館
新館を見学後、
本館へ向かいます。
新館から本館への通路。
龍の文字が気に入った妻。
本館は、映像や絵を駆使して、
子供が楽しめる作りになっています。
妻曰く、
「文章よりこっちが良い~」(笑)
やはりこっちが楽しい。
体験コーナー。
舵を取って進め!
テンション上がった妻。
本館の先端。
ボトルシップが飾られ、
その中の一つに「いろは丸」が。
龍馬が暗殺された近江屋の模型。
暗殺された部屋の再現。
上がって自由に遊んで良いそうなので、
お言葉に甘えました。
暗殺される前の妻(笑)
刀を抜く前にやられた?(笑)
子供も大人も楽しめる
体験型展示の本館は面白いですよ。
本館屋上。
海が近くて素晴らしい景色です。
こちらは桂浜側の風景。
本館の外観。
カッコいいですね!
アナレンマの日時計は、
12時40分位を指しています・・・
これは、読みやすいと関心しつつも
次の「龍馬の生まれたまち記念館」へ
急がないと、13時30分からの
ガイドツアーに間に合わないと
焦っている僕なのでした(笑)
今日の素敵
トイレの表示。
視覚障害者に対して、
完璧に近いものが準備されています。
これには少し感動。