櫻山神社(山口県下関市)

 

招魂場発祥の地

高杉晋作が奇兵隊として

命を落とした、殉国の志士たちの

神霊を身分の上下関係なく

同じ場所に同じ形式で祀る

招魂場(しょうこんじょう)を

作ったのが櫻山神社の発祥です。

その後、日本各地に招魂社が出来、

東京では、靖国神社の前身である

東京招魂社も続きました。

招魂社は護國神社と名前を変えて、

今も国に殉じた方々を祀っています。

高杉晋作の知謀や武勇、

大志は少しは知っていても

人の存在と尊厳の根源に関わる

このようなことに

関わっていたことは、

山口縣護國神社の

宮司さんのサイトで最近知りました。

そんな高杉晋作の殉国した方々への

崇高な気持ちがあったという

一面を知るに及び、興味が湧き上がり、

とにかく一度、櫻山神社に

参拝したい思いが募っていたのです。

櫻山神社へ

僕の住む福岡市近郊の町から

車で1時間ちょっとで、

下関市に鎮座する

櫻山神社に到着します。

ナビが導いたのは、

社務所横の小さな駐車スペース。

ここに停めていいのか?

とも思いましたが、

参拝するんだし、

決して怪しいものでもないし(笑)

まあ、いっか〜っと駐車。

そして、

例のごとく(笑)一の鳥居から

改めて参拝しました。

下関は高杉晋作由来の場所が、

たくさんあります。

萩旅行では、

高杉晋作の生家にも行きましたが、

亡くなったのも、お墓も下関だし、

政治的な拠点として、

その出身地、萩よりも高杉晋作の軸は、

下関にあったのですね。

櫻山神社の境内図。

長い階段を登ります(汗)

社号標には

「櫻山招魂社」

と書いてあります。

やはりこちらが似合いますね!

御神木のシイノキ。

参道右脇にある七卿史跡。

幕末の政変で失脚した尊王攘夷派の

7人の公家が京都を追放され、

長州藩へと落ち延びた時、

そのうちの5人が、櫻山招魂場を

訪れたことを記念した碑があります。

古い井戸の跡でしょうか?

石畳の敷かれ方から推察すると

以前は、ここでお手水して、

石碑に参ったのかも知れません。

追放された方の何人かは、

明治になって復権を果たし、

政府の要人となったようです。

七卿史跡から階段を見上げると、

まだまだありますね〜(笑)

二の鳥居に到着。

シンプルで、小綺麗で、

侘び寂びを感じる手水舎。

この水の流れの音に、

僕の心は安らぎます…

拝殿にて参拝。

左から拝殿、

真ん中が幣殿、

右奥が本殿です。

拝殿の象さん(笑)と獅子。

目がひょうきんですね。

拝殿の中はあまり写真を

撮らないのですが、

今回は、左に高杉晋作、

右には吉田松陰の像が見えて

思わずシャッターを切っていました。

この神社では、招魂社を作った

高杉晋作以上に、その師である

吉田松陰が崇敬されているようで、

像も大きいし、

お酒も沢山置いてあります(笑)

そして、

本殿裏手の招魂場に向かう途中、

こんな案内がありました。

坂本龍馬の妻、「お龍」

龍馬の死後、桜山招魂場の

収益に寄与するため、

その運営に携わっていた

「あけぼの」という茶屋で

一晩中飲み明かしたりしています。

いや〜龍馬も凄いが

妻も同じく凄い志だったのですね。

やはり似た者夫婦でしょうか?

そして、遂に来ました。

招魂場。

391柱の霊標が整然と並んでいます。

招魂場の説明。

高杉晋作の書いた文字。

櫻山神社のサイトから引用します。

〜〜以下引用〜〜

慶応元年八月九日。

招魂社新築落成祭典の日に

感慨を詠んだ歌の自筆が、

刻されたものです。

動揺から転がった筆の滲みまで、

再現されています。

〜〜引用終わり〜〜

このころ晋作は、

東行狂生と名乗って

いたようです。

さすがの高杉晋作でも

招魂場(社)落成には

相当な緊張感があったのでしょう。

まだ朝、8時過ぎというのに

扉が開けられていました。

鉄扉には桜の神紋が。

全国の護国神社の神紋が桜なのは、

櫻山招魂社からの流れも

あるのかも知れません。

当初は同じ高さだったものを

吉田松陰のものだけを

明治期になって土台を作り

一段高くしたそうです。

総理大臣になった山県有朋も

奇兵隊だったとは!!

いや〜びっくりしました。

命を賭けて戦った人なんですね。

整然と並ぶ霊標。

みんな本殿を向いていますね。

まさにこの神社の

御祭神といえるでしょう。

高杉晋作や奇兵隊の方々の

志があってこそ

今の日本に繋がったのかと思えば、

ここはまさに大切な原点とも

言える場所です。

ここに来られて、

ほんとうに良かったし、

導いてくださった、

山口縣護国神社の宮司様に

心から感謝しています。

社殿の左から戻ることにしました。

ここにはいくつかの碑があります。

明治天皇が櫻山招魂場を弔った勅宣。

櫻山招魂場碑。

何かの碑(笑)

岸信介が書いた碑。

ツーショットも完了。

9時前というのに、

快く御朱印を授与してくださった

神社の方には感謝です!

御朱印をいただくにも

人が優しいとなんだか

得した気持ちになるのは、

やはり僕が人だから(笑)

今日の癒し

御朱印を貰う時に開けられた窓から

いきなり僕たに向かって飛び出してきた

神社の飼い猫。

とっても人懐っこくて、

癒されました〜〜。

今日の自動販売機

一の鳥居横にあった自動販売機。

こんな絵が描いてあるだけで、

幕末への思いが強くなりますね。

ん?坂本龍馬だけは夫婦です(笑)

 

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