佐野常民記念館・三重津海軍所跡
VRという秘密兵器
三重津海軍所跡が、
世界文化遺産になってから
5年ほど経ちました・・・。
ここの売りは何といってもVRです。
何も無い場所に目を向けると
そこには、昔の姿が浮かび上がり、
見る方向ごとに景色が変わる・・・
そんなVRで固められた世界遺産は、
なかなか珍しいのかも知れませんね。
三重津海軍所跡
まずは、三重津海軍所跡へ。
エントランス。
中に入ると、
職員さんが親切に案内してくれ、
まずは、ドームシアターでの
映像からスタートです。
(写真は撮っていません)
そして、
三重津海軍所跡を見るには必携の
「みえつSCOPE」と呼ばれる
VR機器を持っての野外散策へ。
ここからスタート。
顔出しパネルは「やる派」(笑)。
妻は燕尾服姿の佐野常民、
左のちょんまげ姿は、
鍋島直正でしょう。
こんなイメージで、
みえつSCOPEを使います。
まずは、全体像から。
何も建っていませんが(笑)
これで、目の前には
160年前の光景が広がります。
VR映像だけでなく、
音声での解説付きなので、
楽しさは倍増ですね。
調練所跡碑。
ここも何もない・・・
でもVRで見れば、たくさんある(笑)
ここは、
160年前から使われていた港湾施設で、
今も船が係留されていて、
VRで見ると当時との比較も出来ます。
VRでは右下の写真のような
光景が見られます。
稽古場地区。
修覆場地区の製作場。
目の前に流れる早津江川。
修覆場地区のドック。
古い案内板。
VRで見ると右下の場面も含め、
360度楽しめます。
ドライドック跡。
発掘された時の写真。
ドライドックの一部を原寸大で見られます。
小型二連炉遺構。
三連溝状遺構。
実際の遺構(復元か?)。
石組遺構。
暑さにへたれながらも
すべてを制覇(笑)
館内へと戻ります。
佐野常民記念館
冷房が効いた館内は極楽(笑)
ここからは、佐野常民の足跡を
紹介している常設展示室へ。
しかし、写真撮影禁止なので、
中の写真はありません・・・。
記念館の佐野常民胸像。
パンフレットその1。
パンフレットその2。
蒸気機関車や蒸気船を作ったり、
マルチな活躍をした佐野常民ですが、
その中の一つが、博愛社から、
後の日本赤十字社の設立です。
佐野常民が、
西南戦争での悲惨な状況を知り、
敵味方関係なく救護する
組織が出来たというのは、
知っていましたが、
ここではさらにフューチャーされていました。
地元ですから当たり前か(笑)
今日のいただきもの
ここでは二つのお土産をいただきました。
三重津海軍所跡が
世界文化遺産登録から
5周年を記念した缶バッチ。
それと、
赤十字思想誕生百周年記念封筒の
絵柄の栞と缶バッチ。
1959年が100周年とは・・・
僕たち夫婦が生まれた年ですから。
佐野常民さんとは、
そんなご縁もあったのかな?(笑)