荘八幡神社(北九州市)
贅沢な旅
史上初、地元の福岡県内で
一泊二日の旅をしました。
ある意味、
かなり贅沢な旅だったかも?
しかし、
日帰り旅を2回するのに比べ、
移動時間が半分なので、
その分現地での時間は多くとれ
思った以上の充実感を味わえました。
県内での泊りがけの旅、
大いに「あり」ですね!(笑)
小倉駅にて
古賀駅から小倉駅駅へは、
JRの快速で50分。
車窓からの景色は、
見慣れたものですが、
天気予報を覆すような晴天に、
ちょっと心躍る気分です。
小倉駅北口界隈をちょっと散策。
小倉駅と言えば、
漫画家松本零士の作品キャラ達。
メーテルと妻と星野哲郎の
珍しいスリーショット(笑)
小倉駅横のバジェットレンタカーで、
2日間共に旅する相棒と合流。
手続きはタブレットを利用し、
免許書の写真を撮ったりして、
全てを自己完結するシステムでしたが、
僕はあたふたして写真も撮れず
お店の方に手伝ってもらい、
ようやく手続きを完了する有り様(汗)
「何でもデジタル」な世界は、
ちょっと大変です・・・ね。
荘八幡神社の参道
小倉駅から車で約20分、
荘八幡神社の社頭に到着です。
一の鳥居まで戻り、
ここから参拝開始。
太陽を全身に浴びながら神橋へ。
天照大神さんから
沢山パワーを頂いている気分です。
「おんざばし」の表示。
これから参拝する、
荘八幡神社の「鈴石」(すずいわ)の
レリーフ付きで、
これを見ただけでも
ワクワクしてきます!
橋からの眺め。
白鷺一羽と鴨二羽のお出迎え。
のどかな参道。
二の鳥居。
左側奥に見えてるのは、
僕達が停めた車ですが、
Google Mapでの案内は、
この近辺まででした。
この後、石段で山上の境内に行き、
広い駐車場があるのを発見し、
僕だけが石段を降りて移動する事に。
やはりGoogle Mapの弱点、
「崖の上の目的地」」は、
克服されていませんね(笑)
ここから石段。
さらに石段で上へ。
文久三年(1863)の寄進、
御社殿前の狛犬。
吽形(イー形?)。
手水舎。
「荘八幡神社御縁起」
抜粋、要約すると
「祭神は、応神天皇、神功皇后、
宗像三女神。
貞観元年(859)
宇佐八幡宮の御分霊を
神輿に奉持し京都の男山にお祀りすべく
宇佐の地を出発され途上
貫の庄に鈴石という大石が有り
一夜此の石の上に駐輿せられました。
貞観二年に神輿は男山に到着、
石清水八幡宮の御誕生となっています。
時として祭祀にも盛衰あり、
社殿の修復も重ねてきました。
また神社名は、鈴石八幡宮、
軈庄八幡神社と変遷し、
その後、藤原氏の荘園であったことから
現在の荘八幡神社となっています」
このようになります。
鈴石(すずいわ)
ここでの主目的が、
御由緒にも書かれている「鈴石」です。
拝殿の手前に鎮座する鈴石。
いきなりの登場に、
心の準備が追いつきません(笑)
鈴石。
最近では鬼滅の刃の聖地としても
知名度を上げているようです。
案内には
「岩長比売命(いわながひめのみこと)
不老・長寿」
と書かれています。
岩長比売命は、
妹のコノハナサクヤヒメと二人、
ニニギノミコトに嫁いだものの、
顔が醜いからと
実家に返されてしまった
不老不死の力を持った神様です。
人は見かけによらず・・・
いいえ、
神は見かけによらず・・・ですね(笑)
鈴石の左側面。
灯篭の案内。
前半部分を抜粋すると
「左の灯篭は田川市伊加利の
岩亀八幡宮の神鐘が紛失し、
その後、
延享四卯年(1747)に
当社の神田より発掘され
返納されたそのお礼として
伊加利の氏子より
寄進されたものである。」
このように書かれています。
なんか、
凄いストーリーじゃないですか!
気になって岩亀八幡宮を調べると、
今でも神鐘(梵鐘)はありました!
その梵鐘には、
明徳四年(1393)の銘があり
乳の間(梵鐘の突起が並んだ部分)には、
紛失後、延享四卯年、
貫八幡宮(現在の荘八幡神社)の
神田で掘り起こされた経緯も
追記されているようです。
梵鐘が見つかった時の
伊加利の氏子さんたちの
小躍りして喜びあっている姿が、
目に浮かびますね!
延享四卯年と刻まれた
お礼の灯篭と鈴石。
御社殿
鈴石と灯篭のストーリーで、
感動した後、ようやく参拝。
拝殿から本殿へ。
御社殿横のクスノキ。
注連縄ではなく、
御神籤が注連縄っぽく巻かれています。
本殿。
本殿斜め後ろから撮影。
境内社
次に境内社へ。
本殿右側の若宮社。
本殿左側の稲荷神社。
この後、ツーショット完了。
御朱印
社務所で授与して頂いた御朱印は、
やはりここで撮影するしかないでしょう!
鈴石と御朱印のツーショット(笑)
今日の絵馬
拝殿前の絵馬掛けで、
スゴイ絵馬を発見!
遠くからだと
至って普通の絵馬掛けですが、
近づくと・・・
「鬼滅の刃」の三次元絵馬!
この立体感、素晴らしい!
手作りのオリジナルを奉納出来る
システムのようですが、
僕達を大いに楽しませてくださった
奉納者さんに心から感謝です。