2021/06/05

駿府城・東御門と巽櫓(内観・前編)

 

運が良かった話

駿府城を訪問した際、

初めて知ったことですが、

僕たちが旅をする20日ほど前、

東御門と巽櫓は、

開業以来の大規模な工事が終わり、

リニューアルオープンしていました。

実は今回の旅、当初の計画では、

1ヶ月ほど前に行こうかと

迷っていたのです。

もし、その時に訪問していたら・・・

東御門・巽櫓は閉館され、

東御門橋も架替え中で、

少し残念な訪問になっていたでしょう。

計画性がありそうで、

全く無いのが僕の特徴、

でも何となく運が良いのも

大きな?特徴(笑)

千載一遇のチャンスが舞い降りてくれ、

駿府城訪問の印象も

より強くなったのでした。

チケット売り場にて

東御門と巽櫓の外観を堪能、

次なる目的は内観です。

チケット売り場。

職員のお姉さま、

「あ~ここに来てホントに良かった~」

そう思わせてくれるほど

とっても愛想が良い方でした。

入場料を支払い、

いただいたのは、パンフレット、

そして、

ちびまる子ちゃんの静岡茶です。

これで、また

僕たちのテンションはMAXに(笑)

やはり、ちびまる子ちゃんは、

静岡の観光大使と言えますね。

パンフレット内には、

リニューアルの展示案内のパンフが、

もう一枚入っていて、

~駿府城のルーツから今に至るまで、

「駿府城の一生」

を語ります~

このような表題がつけられています。

いや~テンションだけじゃなく

もう血圧まで上がりそう(笑)

1~7のゾーンに分かれて

駿府城を案内してくれます。

おすすめコース案内。

4種類ありますが、

僕は当然「全部を巡る」コースで、

見学のめやすは、1時間30分~。

しかしそんな時間の余裕はないので、

2倍速の早送りで(笑)見学です。

東御門の入口へ。

駿府城大解剖

まずは、ゾーン1の

駿府城大解剖。

内部の写真撮影は全てOK!

かたじけない!家康殿!(笑)

展示室は東御門の二階部分。

木造復元建物内部をここまでの

展示空間に仕上るとは、

なかなか至難の業でしょう。

駿府城のジオラマ。

最先端技術?

非接触型のスイッチ。

ここ駿府城は「輪郭式」の

見本みたいな縄張りで、

その輪郭式の他、

連郭式、梯郭式と

縄張りの形式までが、

懇切丁寧に説明されています。

また、江戸城の天守台との

大きさの比較も

駿府城の凄さが良くわかります。

家康は、75年の人生のうち、

3分の1を駿府で暮らしていると

書かれています。

天正期の築城と、

慶長期の築城を時系列で説明。

石落としの案内も

懇切丁寧で、

小学生にも理解でき、

かつ楽しめるようになっています。

実際の石落とし。

妻は石落としを見る度に、

ここから石だけじゃなく、

「う○○も落としたんだね!」

と話します(笑)

確かにそれが落ちてきたら

戦意喪失するかも?

そして、ゾーン2へ。

駿府城のルーツ

ゾーン2は、駿府城のルーツ。

駿府城は元はと言えば、

今川氏の本拠地があった場所で、

徳川家康は人質として、

8歳~19歳まで暮らしています。

後年、人質としていた場所に

駿府城を建てたのは、

悪い思い出ばかりじゃなかったから?

それとも

今川氏を超えた自己表現なのか?

いや、実務に徹する家康だから

ここが本拠地としてベストだと

考えたからかな?

想像は尽きませんね。

今川氏の台頭から

館の消失までが案内されています。

戦国武将家康の駿府城

ゾーン3は、

「戦国武将としての駿府城

~豊臣政権による東の要~」です。

一戦国武将として作った

天正期の縄張りは、

三ノ丸に当たる部分はまだ無く、

天下人となって建てた慶長期よりも

かなりこじんまりしていますね。

部屋には出土品も

多く展示されていますが、

時間がないので、ほぼスルー(汗)

「天正期駿府城の謎

~築城に秀吉の関与はあったのか~」

気になる表題で、

1584年の小牧・長久手の戦い以降、

1590年の

小田原城開城(北条氏滅亡)までの

家康と秀吉の関係が書かれています。

考古学的には、

金箔瓦の出土などもあり、

秀吉の関与(影響)は、

あったとされています。

「城づくりから考える支配体制」

秀吉の許可が必要な

金箔瓦が使用された城が記されていて、

発掘調査でも見つかったように、

駿府城もその一つとなっています。

秀吉は権威としての金箔瓦を

支配体制の一環として

使ったのでしょうか・・・。

城主や庶民たちに、

「金=秀吉=天下人=偉い」

こんな連想をさせる為かも?(笑)

ここまでを見終わって、

ふっと窓から景色を見ると、

高麗門の正面でした。

(内観・前編に続く)

 

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