松栄神社(大分県大分市)

 

お城の中の神社

松栄神社は府内城の山里丸跡に

建立されています。

神社もお城も大好きな僕からすると

一石二鳥の訪問が出来る

本当にありがたい関係です(笑)

お城跡に神社を建てると書きましたが、

ここ松栄神社は、元々ここ(山里丸)に

藩祖の時代から祠があったようです。

祖先を大切にするという心からすると

他の多くのお城の中にも、

藩祖を祭った祠はあったのかも

知れませんね。

松栄神社

府内城散策の途中で参拝したのが、

ここ松栄神社です。

先に書きましたように

山里丸跡が境内となっています。

御祭神は、府内藩の遠祖である

松平近正公、松平一生公の親子です。

父である松平近正は、関ヶ原の戦いの前哨戦、

伏見城の戦いにおいて西軍(石田三成側)

の圧倒的な攻撃で討ち死にした武将で、

この功績により関が原の後、徳川家康から

子供の一生は大名に抜擢されています。

この流れから、結局、

松平近正から4代後の忠昭は、

1658年府内藩主となり、

江戸期から明治維新以降まで続く

家柄となったのです。

その意味から松平近正という方、

「死して名を残す」を

身をもって実践したと言え、

祭るべくして祭られた神様と言えますね。

沿革。

神様は4回引っ越しをされていました(笑)

府内城山里丸(ここです)→松栄山

→堀川町奉行所跡地→現在地(ここです)。

諸事情はあれ、今ここにいらっしゃるのが

一番自然な感じもしますね。

拝殿にて参拝。

左が拝殿、真ん中が幣殿、右が本殿。

本殿のアップ。

本殿向かって右側には

稲荷神社がありましたが、

成人式の娘さんを撮影する家族がいて、

親子水入らずを邪魔してはいけないと

ここからのみの撮影としました。

ツーショットで参拝は完了です。

 

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