竹崎城址展望台(佐賀県太良町)
閉鎖のお陰?
結果から言えば、
この日行く予定だった
白石町の肥前犬山城展望台に続き
ここ竹崎城展望台も閉鎖されて、
中に入る事は出来ませんでした。
自然災害、経年劣化、そして、
それらに対する限りなく少ない予算。
地方の観光施設の多くは、
この3つとの戦いに、疲弊しています・・・
何だかテンション下がりそうな話ですが、
僕たちには、
あまり残念という感情は湧きません。
全ての出会いは、「ご縁」ですからね。
水の流れと同じように、
障害が有れば、やんわりかわし、
流れるまま、流れてみる。
すると何かしら当初の目的以上に
楽しい出逢いがあるというものです。
そして、太良嶽神社など、
予定外や諦めた所との出会いこそ
今回の旅の至宝だったかも知れません。
全ては展望台閉鎖のお陰かな(笑)
竹崎城展望台へ
ここにお城っぽい展望台が存在するのは、
かなり以前から知っていましたが、
お城に興味を持ったことで、
初めて行く気になったのが、
竹崎城展望台です。
なかなか詳しくて見易い案内板。
昔の城跡の一角に建っていますが、
お城の遺構は少し別の場所にあり、
この日は時間も無く、
というか、優先順位も低く(笑)
その遺構めぐりはやっていません。
瓦修理中 立入禁止。
足場が組んである訳でもなく
修理をしている姿には
見えませんね・・・
これなら外観の撮影は可能です。
案内板横の無人販売所には、
最後の一つ「みかん」が、
僕たちを待っていたかのように、
存在感でこちらを見つめています。
妻はみかん大好き人間、
躊躇する事無く、
150円でみかんをGET。
ここからお城型展望台を展望。
「展望台を展望」するなんて、
なかなか貴重な体験ですよ!
風雲急を告げる高崎城(笑)
竹崎城展望台側面。
公園の一角にある人工芝スキー場。
綺麗な施設ですが、
人はいませんね。
集客という難題、
解決の糸口はどこなんでしょう・・・
夜燈鼻灯台
僕がここに来たもう一つの目的がここ。
江戸時代から存在した灯台で、
その後数代を経て、
今も同じ名前の灯台が活躍しています。
まずは、現役の灯台へ。
昭和30年ごろ建てられたようです。
近影。
海側には、夜燈鼻灯台跡が
見えています。
夜燈鼻灯台跡から見上げた
現役の夜燈鼻灯台。
夜燈鼻灯台跡。
案内によるとここは海の難所で、
江戸時代から何回も
燈台が建てられています。
もちろん、その頃は「常夜燈」と
呼ばれる石燈籠の巨大版だったのでしょう。
また、初代の洋式灯台は明治二年に
建てられたというから、
日本最初の洋式燈台とされる
観音崎灯台が出来たのと同じ年ですね。
こんな場所を体験出来るとは、
竹崎城展望台に来て良かった(笑)
今日のユーモア
夜燈鼻灯台へ向かう手前のトイレ。
お城風の建物は、
なかなかの出来栄えです。
僕がここに来るのを見越して、
貼られたものに違いありません(笑)
指示通り一歩前に出て無事任務を完了!