徳島縣護國神社(徳島市)前編
コンプリート
神社参拝に目覚めて15年、
愛媛縣護國神社を参拝してから7年、
今回の徳島縣護國神社の参拝で、
四国四県全ての護國神社訪問は、
遂にめでたくコンプリート。
二度の訪問を果たした香川縣護國神社、
坂本龍馬が使っていた木刀を
触らせて頂いた高知縣護國神社、
それぞれの素晴らしい思い出ばかりが
よみがえります・・・
しかし、
妻は果たして覚えているのか?(笑)
参道
源義経ゆかりの地を巡った
小松島市から車で約10分
徳島縣護國神社に到着です。
一の鳥居の向かいにある大駐車場。
利便性抜群で、有り難し!
社頭。
美しく掃き清められた境内。
「徳島縣護國神社移転造営記」
案内には、
「徳島城の城山山頂にあった神社は、
遺族の高齢化により参拝が困難となり
その事情を知った
篤志家、川崎阿佐恵氏が、
広大な現有地、2,730坪を寄進され、
遺族はじめ一般市民の浄財、
7億2千万円をもって、
平成十五年、造営された」
このように記されています。
川崎阿佐恵氏はじめ、
徳島県民の方々、なんか凄いですね!
クラウドファンディングもない時代、
人々の「真心」が結集した賜物でしょう。
さらに奥へ。
略記。
二の鳥居前。
洗練された姿の石狛犬。
吽形。
手水舎。
清浄な水が常時流れる手水鉢。
プリズムのように美しく光った水面。
これ見ただけで、
心身ともに浄化できそうですね!
三の鳥居横の石燈籠。
こんなに緑色した燈籠はかなり
珍しいと思います。
和歌山城の石垣にも使わている
緑色片岩を使っているのでしょうか?
と思いつつ、後で調べると
徳島県は緑色(緑泥)片岩の産地でした。
この緑色を見ていると、
大東亜戦争末期、
島々の影に隠れるように係留された
日本海軍の軍艦の緑色を思い出します。
これはある意味、
ご英霊の皆様への慰霊にもつながる
護國神社にふさわしい色かも
知れません・・
風にたなびく日の丸の旗。
見てるだけで高揚感は爆上がり!
大絵馬
拝殿に向かうと
視界に大きく入ってくるのが、
左側の巨大な絵馬です。
参拝を忘れて(笑)
存在感抜群の絵馬に
吸い込まれてしまいます。
「令和六年甲辰 大絵馬解説
絵馬制作者 絵師 坂本和生」
絵師様の解説を書き出すと
以下になります。
「画面に配した金と白の双龍は
「阿吽(あうん)」の形をなし、
「阿形」の金龍は打出の小槌を手にしており、
「吽形」の白龍は一度天に昇り
掴んできた宝物
何でも願いが叶うという
如意宝珠を握っています。
中央上部には「日峰山」(小松島市)を
描いています。
相対する双龍の姿は画面中央で
無限大の記号を表し、
左右にもそれぞれ現れます。
「♾️」(無限大)は見方を変えれば
数字の「8」にもなり、
漢数字の「八」は末広がりで
縁起が良いと好まれています。
龍が雲をつかむ、雲を得て天に昇るなど、
龍は立身出世の象徴でもあり、
成長や発展といった、
これからの明るい未来を予見しています。
令和六年が皆様にとって
心願成就のよい歳となりますよう、
心を込めて描きました。
徳島縣護國神社」
こんな丁寧な解説板まで
設置されているとは、
宮司さんのご配慮の細やかさに
頭が下がります・・・
僕たち好みのタッチで、
ホントに心癒されます。
そして、
絵を眺めていたら、
何気に見つけたのが、
こちらです・・
如意宝珠に書かれた「アレ」の文字。
阪神優勝の時の「アレ」ですよ!
一瞬、落書きかな?
そうも思いましたが、
文字の乗り方が
しっくり来すぎています。
これは絵師の坂本さん一流の
ユーモアと理解してOKでしょう!
「何でも願いが叶うという如意宝珠」
ということは、
「アレも叶う」はず(笑)
心のこもった一流の作品を目の当たりにし、
まだ参拝前なのに、
もはや僕たちの心は
徳島縣護國神社の虜です(笑)
拝殿前。
ご英霊の皆様に参拝。
阿波踊りみくじ
拝殿右側で、
「阿波踊りみくじ」なるものを発見!
「おなじ阿呆なら引かなきゃソン!ソン!」
そう言われれば、
「引く阿呆」になるしかありません(笑)
阿波踊りをしながら
おみくじを引く妻。
妻は青、僕は赤のおみくじをGET。
阿波踊りが効いたのか、
大吉を引き当てた妻は、
またもや
阿波踊りポーズで喜びを爆発!
ご英霊の皆様も、
きっと楽しんでいただけたはずです。
妻のみくじは二十二番の大吉。
この数字は妻の誕生日と同じなんですね!
何か持ってますよ妻は(笑)
神のお言葉は徳島弁で、
「大躍進!何でも思い通りになるけん、
早めに行動に起こした方がええじょ。
次々に良い考えが浮かんでくるけんど、
おせり過ぎたら失敗するかもしれんけん、
準備はちゃんとせなあかんでよ。」
こう書かれています。
妻の人生は完璧にバラ色でしょう(笑)
結んだおみくじまでが、
なんだか阿波踊りに見えてくるような?
「同じ阿呆なら
結ばにゃソン!ソン!」(笑)
拝殿&大絵馬と共に
ツーショット完了。
本殿周りの散策
盛り上がった所で本殿へ。
拝殿右側からスタート。
本殿に参拝。
本殿右横の慰霊碑群に参拝。
本殿裏側の慰霊碑群にも参拝。
これで一息ついた感じですが、
実は徳島縣護國神社の参拝は、
まだ序章、
クライマックスは、
まだこれから待っているのです!
(続く)