劔神社(山口県防府市)

 

石橋の磁力

江戸時代までに造られた

橋や堤防など、「土木」に関する

遺産を網羅したサイト、

「近世以前の土木産業遺産」

出会ってから

特に石橋に惹きつけられてしまいました。

コンクリも鉄骨も無い時代、

石を組み合わせただけで、

令和の今でも実用に耐えるものが

多く存在している事自体に感動します。

というわけで、

今回訪問した劔神社も石橋の磁力に(笑)

引きつけられた場所の一つだったのです。

劔神社へ

玉祖神社から車で

東に10分ほど走ると

劔神社に到着します。

こちらは正面ではなく横参道で、

境内の上を横切る新幹線の

超特急の走行音は、

ここに立っていてもかなり賑やかです。

駐車場は、横参道の突き当り。

いい感じに古い鳥居は、

文化十三年と刻まれていますから、

1816年生まれの

御年203歳です。

そして、この鳥居をくぐれば、

すぐに本殿近くに出られます。

 

が、しかし、

表参道からの参拝を是とする(笑)

僕たちは、わざわざ表参道の

入口まで、トボトボと・・・

いやハツラツと(笑)歩いて行きました。

参道入口付近。

江戸時代の井戸でしょうか。

石で出来たものを見ると

気になってしまいます。

天保四年(1833年)寄進の

古い鳥居の向こうに見える

雲がかかった山が実に幻想的で、

夢中で写真を撮ってみたものの

その雰囲気の半分も

表現出来ていません・・・

生垣が綺麗に手入れされています。

古い灯籠。

境内入口。

御由緒。

延喜式内社だそうで、

1000年前の

奈良時代には鎮座していた事が

文献に記載されています。

また、熊襲征伐の仲哀天皇、

三韓征伐の神功皇后、

九州平定の豊臣秀吉などの

著名人たちもこの神社で戦勝祈願などを

行っています。

社叢と拝殿。

手水舎。

今は使えませんが、以前は、

良質な湧き水が出ていたようです。

拝殿。

山口の神社に多いのが、

拝殿左右の「桶」。

阿吽の呼吸の如く、

両脇にあるのがお決まりです。

手前が拝殿、

右奥が本殿。

本殿アップ。

二人のアップ(笑)

石橋

この神社に参拝するきっかけとなった

石橋二基が、参拝後のお目当てです。

いや参拝よりも目当てだったかな?(笑)

池の端から石橋を臨む。

今は水がありませんが、

昔は池だったのでしょう。

今も現役の石橋。

参道側の橋の上り部分には、

ちょっと残念ですが、

後世コンクリで段がつけられて、

歩きやすくなっています。

そして、奥の端は、

オリジナルのままです。

こちらは、ミニ太鼓橋。

江戸時代末期、

1855年の寄進です。

石が斜めに組み込まれ、

素晴らしいセンスですね!

境内社

橋を優先してしまい、

境内社が後回しとは、

神様ごめんなさい(汗)

磐境的な社。

焼火神社。

ここにも石橋を発見!

いや境内社への参拝です(汗)

一枚の石を曲線に加工して

渡してありますね。

たったこれだけの

段差と距離の為だけに

「橋」を作っている劔神社は、

やはり石橋の神社と言っても

良いでしょう。

境内社群にもご挨拶し、

これで、劔神社の参拝は完了です。

今日の何これ?

境内にあった鉄骨の櫓台。

「危険 のぼらないでください」

の貼り紙にストップをかけられた妻(笑)

今日の感動

何これ?の次は感動です。

御社殿右側の庭園内に

植樹されたハナミズキ。

「平成13年、高校入学記念」と

書かれていました・・・

こんなにも親御さんに大切にされ、

劔神社の神様にも

見守られているお嬢さん、

今、きっと素敵な人生を

送られている事でしょうね。

 

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