天橋立散策(京都府宮津市)

 

ちょっとだけ天橋立

天橋立の長さは約2.6Km。

当初、籠神社、眞名井神社、

傘松展望台への往路は、

この距離を全て歩く予定でした。

しかし、気が変わって、

観光船で往復して、

あとは、ちょっとだけ天橋立の南側を

散策することにしたのです。

結果的に

これで、良かったと思います。

行きがけに1時間半も歩いていたら、

間違いなく、僕たちは途中で、

リタイヤしたでしょうから(笑)

文殊港の灯明台

café du pin 千歳

エネルギーを充填した僕たち、

かなり元気になって

天橋立の散策をスタート。

智恩寺の参道から廻旋橋へ向かう時、

隠れるように建っているのが、

古そうな灯篭です。

「照海夜白」と刻まれています。

「文殊港の灯明台」

案内を要約すると

以下になります。

「この橋のあたりは、

昔は船着場で 文殊の港であった。

ここに建てられた「石灯篭」は、

天保十五年(1844)

大阪の商人大和屋藤兵衛という人が

ここ文殊船着場の灯明台とすべく

寄附したもので、この台石に

「照海夜白」とあることからも

「灯台」であったことが知られる。」

廻旋橋(小天橋)

そして、廻旋橋へ。

正式名称は「小天橋」ですが、

この橋、廻旋して、

背の高い船を通すことが出来るので、

一般的には「廻旋橋」と

呼ばれているようです。

欄干は「木」なんですね!

廻旋中の橋。

実際の姿は見られませんでしたが、

この写真のお陰で、

イメージはバッチリです(笑)

石像物

橋を渡り砂州内へ。

案内。

「日本三景の碑」

江戸時代初期、

寛永二十年(1643)

林春斎という人が、

名付けていて、

意外と、古くから

日本三景が認知されていたようです。

古いお地蔵様。

智恩寺にあった

室町時代のお地蔵様たちと

同じ種類のものでしょうか・・・

大天橋と東海岸

次に渡るのが大天橋。

こちらはブルーです。

東側の海岸。

なんかスピーカーみたいなものが・・・

近づいて確認すると

ライトアップの照明です。

天橋立は、

きっと夜景も素晴らしいのでしょうね!

与謝野寛 晶子夫妻の歌碑

次に与謝野さん夫妻の歌碑へ

夫婦が寄り添うように

デザインされた歌碑。

実にほのぼのとして、いいですね〜!

案内。

与謝野晶子の歌を読むと、

廻旋橋は、

昭和5年には、

あったことがわかります。

智恵の松

ここにはちょっと変わった

松の木があります。

三つに幹が分かれているので、

「三人寄れば文殊の知恵」に

通じるようです。

こちらは「斜めの松」(笑)

岩見重太郎試切之石

ちょっと怖い話ですが、

ここは仇討ちの場にもなっています。

歴史があれば、

いろんなことがありますね(笑)

仇討ち前に刀の試し切りをした石の紹介。

お〜見事に斜め一閃、

綺麗に切られています!

切り口のアップ。

切り落とされた先の部分も

ちゃんと安置されています。

そして、ここで仇討ちは成就。

血生臭い過去も、

今では平穏な観光地、

時というものは

全てを流し去ってくれる

魔法みたいなものでしょう(笑)

 

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