和霊神社(愛媛県宇和島市)後編
宇和島市の神社
和霊神社以外にも
宇和島にはいくつもの
行ってみたい魅力ある神社がありました。
ただ、旅の限られた時間での参拝は、
三社がやっとという状態で、
ここ、和霊神社も
駆け足の参拝でしたが、
それでも、本殿以外の境内社も
おおよそは巡ることが出来ました。
まあ、愛媛の濃縮還元
オレンジジュース位?に
凝縮した旅程なので、
致し方ないのですが、
いつかは、のんびりと
旅をしてみたいものですね(笑)
境内の散策
神馬像。
別府市在住の方が、
昭和35年に奉納しています。
宇和島と別府の関係と言えば、
九州の別府を有名な
温泉観光地に成長させた
宇和島出身の実業家、
油屋熊八を思い出しますが、
なにか関係あった人なのでしょうか・・・
燈籠。
海の町宇和島、
海運業者からの奉納でしょうか、
カッコいい碇が鎮座しています。
そして、こんな案内が。
宇和島市の天然記念物指定の
和霊神社の社叢(しゃそう)。
案内を読むと、ここは、
戦国時代の鎌江城という
お城跡でした!
神社前から撮影した山(境内)も
お城の跡なのかも知れませんね。
この社叢、確かに
要塞に出来そうです。
それにしても社叢って漢字、
思わず「しゃぎょう」って
読んでしまいます(笑)
境内社へ
拝殿向かってすぐ左に鎮座する
若宮神社。
かなり老朽化しているので、
造営計画もあるようです。
御社殿前の境内から、
石段で降りたところにいくつか
境内社があったので、そちらへも参拝。
神馬社。
厩舎っぽい?
前面、ワラジだらけでした。
御井神社。
井戸の神様・・・?
山本神社。
山本さんを祀っている・・・?
竃(かまど)神社。
家の守り神でしょうね。
境内社ながらも
拝殿と本殿が立派です。
そして、注目はこちら。
上半身の狛犬?
珍しいデザインなのか、
それとも下半身は壊れてしまったものの
上半身は大切に置かれているのか・・・
もし後者だとしたら、
壊れても廃棄せずに
残してくれた先人に感謝です。
台座には大正八年と刻まれていますが、
狛犬の古さからすると
この狛犬を台座に載せて修復した
年のような気がします。
今までも台座だけが「新しい」狛犬は、
いくつか見てきましたので、
その一つでしょう。
ずっと長生きしてね!
三島神社。
こちらも流造で立派な本殿です。
そして、こちらの狛犬も
なかなか目が話せない逸品です(笑)
文政七年(1824)奉納ですから
すでに200歳近い狛犬です。
ちょっとお茶目で、
思わず笑顔になれるのは、
石工さんのユーモアある
お人柄が出ているからでしょう。
ここまでで和霊神社の参拝は完了です。
宇和島土産
天赦園から和霊神社に向かう途中、
地元の銘菓に立ち寄って、
お土産を買いました。
栗タルトの看板に引き寄せられて
思わず入店(笑)
栗タルトの上級版、
「御栗タルト」を購入。
もう一つ、
このお菓子屋さんが力を入れて
宣伝していたのが、
「金時のさぶ」という
何やら北島三郎の金時かと
思わせるような名前のお菓子。
(写真のピントはお菓子でなく
妻に合っている・・・汗)
早速車で食べてみると
どちらも期待以上の絶品でした!