鷲原八幡宮(島根県津和野町)後編

 

宣伝するのしないの?

宣伝しない神社と、

宣伝に力を入れている神社があります。

引っ込み思案な僕は、あまり

前面にパワースポットを押し出したり、

凄いご利益やグッズを宣伝していない

控えめな神社が好みです。

もちろん、利益がなければ

神社は成り立たないのですから

宣伝を否定はしませんし

大いに理解しています(笑)

きっと鷲原八幡宮は、前者。

公式サイトも無ければ、

社務所に人が常駐しているわけでもなく、

ただ、あるのは歴史的な建造物と、

流鏑馬の馬場と神事だけ。

いや〜何とも素敵な神社です!

楼門での参拝

多くの神社では「拝殿」と呼ばれる

一般の人が神様を拝む場所からの

参拝となりますが、

ここ鷲原八幡宮では、

楼門からの参拝となります。

 

この楼門の中から神様にご挨拶。

入って右の翼廊内部。

入って左の翼廊内部。

左右同じに見えますが、

中にいる随神阿吽となっています。

今から10年ほど前に

楼門の茅葺きを

葺き替えています。

10年で今の状態であれば、

あと5〜10年位で、

また葺き替えが必要でしょう。

伊勢神宮が行う20年毎の式年遷宮で

考えても、確かに遷宮直前の

茅葺き屋根は

かなり痛んでいますから、

20年に一度は理に

かなっているのでしょうね。

しかし、予算が潤沢にある神宮とは違い、

地方の神社の茅葺き屋根の維持は、

やはり資金面など難題もある気がします。

この鷲原八幡宮の楼門は、

国指定重要文化財に指定されたのが、

葺き替えの後の平成23年ですから、

次回は国の予算(国民の税金)が

つくのかも知れません。

そんなところに使う税金ならば、

少しは歓迎?です(笑)

楼門から拝殿に渡る橋。

拝殿には行けませんので、

ここから参拝します。

そして、ここで大注目したのが、

こちらです。

昔の南京錠が付いた

いかにも重そうな鉄製の賽銭箱。

いや〜このレトロ感、素晴らしい!

これだけでも重要文化財ですよ(笑)

もう一つの注目がこちら。

良くある神社のおみくじですが…

ここがツボです(笑)

万が一出ない場合を想定して、

手動で授与されるおみくじも

置いてあるという、親切さ!

優し過ぎる神様(笑)

これに感動した僕は、

思わずおみくじを引きました。

少しだけ「出ないで…」

と心で思いましたが、

元気よくおみくじ登場(笑)

手動おみくじは引けず…

僕も妻も「小吉」。

良いお言葉をいただき、

なんだか心も落ち着きますね!

参拝のあとは、本殿や境内社の散策です。

正面向かって右側から見た本殿。

覆屋がついているタイプです。

本殿をささえる石垣が、

大きく、素晴らしく、

まるでお城のようなのです。

この本殿が建立(再建)された、

江戸時代以前の石垣でしょう。

右から楼門〜拝殿〜本殿。

楼門と拝殿の間の橋が分かり易い写真。

楼門と拝殿の間には、

池があるのがわかります。

こんな作りの神社は珍しいですね。

覆屋の中に朱赤の本殿。

素晴らしいものですね!

覆屋もこのように格子状の

オープンなものと

板壁で外部から完全に遮断してしまうものと

大きく分けて二通りありますが、

僕なんか、見る側にとっては、

オープンなものが有り難いですが、

本殿の耐久性に関しては、

完全に囲ってしまうのが、

風雨にはさらされず、いいのかも知れません。

室町時代の建立だけあり

木の痛みはかなり進行していて、

大規模な修復作業を望みます。

本殿横の燈籠は、

慶応年間(江戸時代末期)のもの。

一通り社殿の散策を終えた僕たちは、

この御社殿向かって右横の

石垣に注目しました。

これはいったい何でしょう?

室町時代再建の現在ある本殿の石垣よりも

かなり古い時代の石垣の作りです。

という事は、

ここが戦渦で焼けた時に建っていた

本殿の跡地なのでしょうか?

吉見氏が神社を再建したとき、

元の本殿から

今の場所に変えて再建したから

ここは石垣のみが、

残っているのかも知れません。

次に境内社を巡ります。

稲生社。

参拝。

そして、案内板を見て

へ〜な話しが一つ。

ここで宝くじのご祈願をした人が、

大当たりして、

賽銭箱を寄付していったそうです。

その賽銭箱には、

寄進「己卯(つちのとう)生の男」

とだけ書いてあります。

名前を書かないのがまた素敵。

そんな幸運をもらたらす神様の割に

ここでお参りすると宝くじが当たる!

とか何も書いていない社で、

超控えめなパワースポットですよね(笑)

パワースポットと言えば、

この社の横に立っている御神木の方が

気になった僕です。

次は淡島神社。

稲生社と道を挟んで、

左側に鎮座しています。

ここの賽銭箱、先ほどの稲生神社に

寄進されたものと同じで、

「壬午(みずのえうま)生の女」と

書いてあり、ご夫婦なのかも知れません。

それにしてもラッキーな夫婦ですね!

女性の守り神。

淡島神社の斜め前の社。

古い祠にもご挨拶。

淡島神社から見た社叢。

ツーショットも忘れずに。

今日の癒し

咲き誇っていた

梅の花に癒されました。

どちらかと言えば、

遠くから眺めるのが

より癒されますね!

 

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