八坂神社(佐賀県鳥栖市)
出会いは突然に
自宅から何回でも行けるほど
近距離の旅は、結構気ままです。
予定していなくても
行った先で見つけた神社には、
これも何かのご縁と思い、
気軽に参拝しています。
今回の八坂神社もそんな一社でした。
この日一番に参拝した老松神社から
車で、山側に鎮座し、
夏は境内を流れる川がプールになるという
四阿屋(あずまや)神社へ向かう途中、
大きなクスノキを発見したので、
早速そちらに車を向けて行ってみると
八坂神社があったのです。
少し離れた道ばたから見えたのは、
この大きなクスノキ。
妻の身長が160cm弱なので、
相当背の高いクスノキです。
まさに僕たちを呼んでくれた御神木。
ありがとう!木の神様(笑)
八坂神社へ
境内入り口前の案内。
僕たちが参拝した翌週は、
祇園山笠だったのです。
良かった〜
1週間早く来ていて!
お祭り好きには、
全く分からない心理でしょうが、
僕は祭りの日は苦手です。
人が多くいるというだけで、
疲れが倍増。
車を停めるのもひと苦労だし…
正直、博多にいながらにして
博多祇園山笠を
観に行ったことがありません。
僕は静かで人が
いない所が大好きなのです。
境内の端にある山笠格納庫。
一週間後には、ここは、
大変な賑わいになる事でしょう…
あ〜本当に今日来て良かった〜(笑)
一の鳥居。
入って左には猿田彦田大神。
一の鳥居から入って30mほどで、
参道は左に折れます。
ここから拝殿へ。
境内には宮司さんたちと見られる
男女が二人作業をしていただけで、
しかも参拝途中に帰られたので、
ほぼ僕たちで
この空間を独占です!
春は桜のトンネルが綺麗でしょう。
参道左には神馬。
江戸時代末期建立の狛犬。
建立から200年近く
経っているにしては、
痛みは少ない方でしょう。
手水舎のレトロ感がいいですね!
白飛びして井戸は半円に見えますが、
円形ですので悪しからず(笑)
手水鉢も100年以上前のものでしょう。
これを現役で活用しているのが、
素晴らしいと思います。
奉納した方も
きっと喜ばれていますよ!
こちらは反対側にある
もっと昔の手水鉢。
ちょんまげ姿の人たちが、
ここで手を洗っていたのを想像(笑)
拝殿。
天井絵が描かれています。
参拝後は社殿の撮影会(笑)
ここ八坂神社は、社殿をさえぎるものが
全く無いので、色んな角度で、
撮影が楽しめます。
少し遠景。
左から、拝殿、幣殿、本殿。
斜め後ろからの
少し遠景。
これだけ大きな広場があるのは、
祇園山笠でここが祭りの舞台に
なるからかも知れませんね。
斜め後ろからの近影。
動画も撮りました。
人がいないので、
映像も楽チンに撮れます(笑)
そして、写真を撮っていて、
ずっと気になっていたのがこちら。
本殿横の石で出来た囲いです。
碑文は読めない文字もあったのですが、
「632年前」とか、「不思議」とか
そんな文字が見えたので、
ここには御神木か何かが
あったのでしょう。
そして、ベンチには
ピンク色の風呂の椅子と
地面をひっかくような道具が
置いてあります。
少し後になってから、
高齢の女性が、この道具を使って、
広場の手入れをし始めました。
その時は、貝掘りの真似でも
しているように
見えてしまったのですが、
今考えると、一週間後の
お祭りの日に向けて、
山笠の参加者が怪我をしないよう
石ころを避けていたのでしょうね。
何と、優しく、こまやかな
気遣いだことでしょうか!
本殿の後ろにあるクスノキの
形が少し変わっていて注目。
もちろんここで、ツーショット。
その後は境内社へ。
遥拝所。
境内社二社。
生目八幡宮。
社(祠)。
天満宮の社殿。
中には菅原道真公を彫った、
古い石祠が祀ってあります。
この祠を守る為に作られた
社殿なのです。
境内社。
御祭神は、不明です。
これで、背が高いクスノキのお陰で
出逢った八坂神社の参拝は完了です。