2018/01/30

発心城(ほっしんじょう)の旅(福岡県久留米市)

 

太宰府天満宮で神社検定3級を受検したあと、

久留米市の発心城(ほしんじょう)に行きました。

「発心公園」は桜の名所として有名ですが、

発心城やそのお城がある発心山も知りませんでした。

また、お城巡りを始めて何よりも実感していることは、

「山城に行く=登山」だという事(当たり前か〜)

でも僕たちは登山の趣味は無いし、得意でもない事(笑)

そして、この発心山、標高700m近い山だという事!

登山が好きな方なら喜んで麓から歩いて頂上を目指すのでしょうが、

僕たちは出来るだけ車で頂上近くに行きたい派…

そんな「車で頂上派」に超おすすめなのが、発心城です。

発心城へ

太宰府天満宮から車で30分ほどで、こんな素晴らしい景色が見えてきます。

耳納連山(みのうれんざん)と呼ばれる東西約30Kmほどもある連山で、

この尾根づたいに耳納スカイラインがあります。

要するにこの600〜800m級の山々頂上は一本の道で繋がっているのです!

山道を登ること30分、尾根のスカイラインに入り、発心山頂方面に行くと

立派な夏目漱石句碑がありました。

「濃(こまや)かに 弥生の雲の 流れけり」

弥生時代の集落があった場所なので

「弥生の雲」かと思いましたが、近くにそんなものは無いし、

考えてみれば三月の弥生のことでしょうね、きっと!

去年行った「吉野ケ里遺跡後遺症」が出たようです(笑)

文学に興味が無かった僕は夏目漱石といえば、「吾輩は猫である」

とか「坊ちゃん」という題名の本を書いた人くらいの知識だし、

まして漱石がこんなところに来ていたなんて知りませんでした。

お城巡りって博学になれるな〜(笑)

もうすぐ発心城です。

頂上付近には2〜3台分の駐車スペースがあります。

その前には親切な説明文と縄張り図(お城の平面図)と空撮写真があります。

説明にはお城の概略と城主だった草野氏の栄枯盛衰が書いてありますので、

興味のある方は拡大してお読みください(笑)

駐車場から1分ほどで、山頂です(早っ!)

ここが主郭(本丸)の跡(下記の図1の場所)

(縄張り図は「余湖くんのホームページ」より拝借しています)

主郭からの眺望

主郭から一段下がったところ。

明らかに人工的に平らにしている感じなので、

恐らくお城の一部があったと思います。

二の郭へ

二の郭(図の2の場所)

(図の4の場所)筑後川も見えて素晴らしい景色

主郭に戻ってツーショット

発心城から少し下ると、休憩スペースがあります。

ここは久留米市と八女市の境界です。

耳納スカイラインの正式名称は「耳納幹線林道」でした。

スカイラインと聞いて、壮大な景色の中を走れる

道幅も広い道路を想像していましたが、

確かに実際に走ってみるとこの耳納幹線林道という名称にピッタリの

木々に囲まれて前方に注意しないとちょっと危険で、

車二台がすれ違えるかどうかの道幅でしたので、

この名称を付けた人に「100いいね!」をあげます(笑)

八女側の景色も素晴らしかったです!

発心公園へ

山頂のお城跡も見たし、さて、帰ろうか…

とは思わないのが城跡マニア(笑)

お城と言えば石垣。

その石垣跡は頂上にはありませんでしたが、

山全体が「発心城」だったことを考えると、中腹にも

なんらかの痕跡が残っているに違いないと、ゆっくり車を走らせました。

すると、右手にこんなものが。

お〜!これは石垣の跡。

だとするとまだ他にもあるのでは?

と思いつつ、発心城の麓近く「発心公園」に行きました。

発心公園

ここの案内板には石垣跡などはありません。

石垣ならぬ石碑がありました。

「草枕」という作品のワンシーンに夏目漱石の山越え体験が

活かされているそうです!

う〜ん、そんな関係があったのか〜!

なんか草枕を読んでみたくなりました(笑)

句碑

僕が、これ以上探しても城の痕跡はないか、帰ろうかな?

と考えていた時、

その石碑、句碑がある広場の裏側に妻が一人で入って行き

「お〜い、何かあるよ〜!」と声をかけてきました。

お〜!確かに何かありそうな!

これはいい感じの古い石橋。

清流も心地よくて、マイナスイオンを浴びまくりです。

ここでまた妻が

「あそこ地図にあった神社じゃない?」

う〜ん、いい雰囲気の神社入口です。

御由緒などの案内

めっちゃいい雰囲気の燈籠にうっとり。

そして、近くを見ると…

石垣!!

どんな建物の基礎部分だったかは分かりませんが、

古さから言うと、やはり江戸時代以前のものと希望的観測で推定(笑)

長い石段を踏みしめながらここから神社まで行く事にしました。

途中でも入口と同じ形で少し小さいサイズの燈籠が

僕たち二人を待っていてくれました。

神社に到着

参拝。扁額には「発心山の文字が。

かなり長い階段で、ふたりとも足腰がガタガタだったのですが、この笑顔。

何か少し引きつっていますかね(笑)

近くの稲荷神社にもご挨拶。

稲荷神社裏手にも小さな社(やしろ)がありました。

「正一位 玉織大明神」と書いてありました。

神社にも参拝出来たし、今度は本当に「あとは帰るだけ」と

階段を下っていきました。

素敵な雰囲気の石段です。

その階段を歩いていたらまたもや妻が、

「これ見て!何か石垣っぽくない?」

確かに人為的な並べ方だ….

その石があるところの林に入ってみると

何と、石垣跡を発見!!

これは自然に出来るものでないのは明らか。

そんな石垣が何段も存在していたのです。

いや〜妻の嗅覚というのか、お城への執着なのか、

いや、石垣が見たい僕への愛情でしょうね〜これは(笑)

今日の癒し

発心城、二の郭あたりに咲いていたツツジとクロアゲハ蝶。

季節外れのツツジにクロアゲハ蝶がとまっていて、

妻と二人で、おばあちゃんが来てくれたね!と言いつつ、

僕たちは癒されました。

 

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