大寧寺本堂(山口県長門市)

 

足を運ぶと出会える

何度も書いていますが、

ネットで見たり調べたりするのと、

実際に訪問するのとでは、

全く違います。

やはり現地でしか知り得ない情報、

そして、素晴らしい出会い、

やはり足を運ばなければ、

本当のことは分からないのです。

今回の大寧寺は、まさに

この通りで、

多くの素敵な出会いがありました。

本堂へ

駐車場の端で、

目に飛び込んでくるのが、こちらです。

「悪疫退散」

この四文字に全人類の

気持ちが込められています。

深川・長門湯本エリアの案内。

駐車場からほど近い

大寧寺の本堂に向かいますが、

やはり僕の参拝方法は

参道の起点からが基本。

と言っても写真が撮りたいだけで、

神仏への崇敬が篤い

人間だからという訳ではありません(汗)

また、ここの参道の起点は「盤石橋」という

大寧寺に来た最大の目的が

待っていたのですから、

そこに行くのは必然ですけどね。

盤石橋から一直線に伸びた参道。

進んで行くと、

次なる石橋に遭遇します。

なんかこちらもいい感じの古さです。

大寧寺のサイトによると

この石橋は、白蓮池に架かる「第二橋」

と案内されていて、

寛文六年(1666年)に

架けられたものだそうです。

白蓮池と鯉と第二橋。

この素敵な雰囲気、たまりませんね!

さらにもう一枚。

橋を渡りさらに進むと

見えて来るのが山門跡です。

延宝五年(1677年)に再建された

巨大な山門ですが、老朽化のため、

明治末期に倒壊しています。

写真で見ると、

二階が立派で、

屋根も大きく豪華なので、

やはりその重量を古くなった柱が

支えられなくなったのかも知れません。

礎石部分のみ残っています。

もうすぐ本堂。

お寺のサイトによると、

こちらは放生池にかかる第三橋で、

第二橋と同じ時期、

寛文六年(1666年)に

架けられたものだそうです。

シンプルな一枚岩が魅力的な第三橋。

放生池。

透明感があふれる水面を見ると、

本堂へ参る僕の汚れた心を

浄化させてくれる気がします。

橋の手前には江戸時代に

寄進されたであろう古い燈籠があります。

火袋ががっしりとして、

なんだか要塞のように見えてしまいますが、

これならば、今後数百年、

いや千年は持ちますね!

対になる参道左側の燈籠。

笠の四隅にある蕨手(わらびて)も

控えめな出っ張りなので、

この部分も耐久性ありあそうです。

見た目のきらびやかさよりも

質実剛健というのか、

古いものを長く残していくには、

お手本のような素晴らしい燈籠でした。

本堂。

屋根の寺紋は五七の桐。

銅板葺きに下に

檜皮が見えていますので、

かつては檜皮葺の屋根だったのでしょう。

本堂の案内。

「現存する本堂は、

文政十二年(1829年)、

(中略)

衆寮をもとにして建替え、

向拝や後陣を増設したもの」

このように書かれています。

また、

「本堂はもと衆寮という

曹洞禅の一つをあてたもので珍しく

(中略)建築史上希少価値がある」

このように結ばれています。

これが後付の向拝ですね!

参拝。

本堂の前には梵鐘の案内もあります。

「銘文によるとこの鐘は、

筑前州垣崎庄葦屋津

(福岡県遠賀郡芦屋町)にあった

長福寺の鐘として、

室町時代前期の

応永三年(1396年)に

芦屋の鋳物師によって

鋳造されたことがわかる」

こんな凄いものがあるんですね!

しかも福岡産の鐘とは、

親近感も湧きますし(笑)

「鐘つき棒は桜の木かも?」

そう妻が言っていました。

梵鐘のアップ。

「應永三天丙子二月」の文字が

しっかりと残っています。

よくぞ戦時供出されず、

ここに残ってくれたものです。

きっと、お寺さんの鐘を守る

強いお気持ちが、この鐘を

救ったのでしょう・・・。

中に入ってお参り。

パンフレットが置いてあったので、

賽銭箱に気持ちを入れて

いただきました。

そして、参拝後

本堂右側で見つけたのが、

こちらの「ハンポウ」です。

お~素晴らしい!

こんな古くて渋いデザインの

ハンポウに出会えるとは、

たまりませんね!

ハンポウとは、

お寺で時刻を告げるためのもので、

木魚の原型とも言われています。

お腹を叩いて音をたてるので、

ハンポウの右側半分は、

削られまくっていますね。

ハンポウに関連した句を発見。

次に本堂の左側では

小さな梵鐘を発見。

鐘の下には

来客者がここに来たことを

叩いて知らせる板があり、

「生死事大 無常迅速」

と書かれています。

時間を無駄にして来た僕には、

耳に痛い言葉です(笑)

次に見つけたのが、

こちらの絵図です。

山門も描かれた昔の大寧寺全景。

盤石橋もありますね!

本堂前でツーショットで参拝完了。

今日の正夢

この旅に出る前、

妻の夢にオニヤンマが出たそうです。

オニヤンマではないけれど、

何となく似たトンボを見つけました。

羽を休めて逃げようとはしません。

妻とのツーショット。

きっと妻のおばあちゃんが、

見守りに来てくれたのでしょう!

 

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