2018/01/28

川古の大楠(佐賀県武雄市)

 

佐賀県最大の巨樹

インプットよりも

アウトプットすることによって

得られる知識が多い事に気づいた

今日この頃(笑)

「かわこ」ではなく

「かわご」の大楠なんだという事

このブログを書いていて調べて

知りました(笑)

今回の旅では一日で10本近くもの

巨樹を訪問し、

最後がこの川古の大楠になります。

最大だから最後にとっておいたのでは無く、

旅の行程上これが「一筆書きルート」として

最良だと考えたからです。

しかし結果的に、

ラスボス(大楠に敬意をこめての表現)に

ふさわしい、素晴らしい川古の大楠でした!

川古の大楠公園へ

大楠がある場所は、武雄市とは言え、

市町村合併で武雄市になった地域ですから

武雄市内中心部から行くと

車で20分くらいのドライブとなります。

ここの大楠は「川古の大楠公園」として

綺麗に整備されています。

テレビアニメ「サザエさん」の

オープニングで出ていた「川古の大楠」を

初めて見ました(笑)

今、改めて写真を見ると、

素晴らしい大楠だな〜と思いますが、

訪問した時には、

周囲があまりにも整備され過ぎ感と

今まで自然や神社境内の中にそびえ立つ

大楠ばかり見て来たからなのか、

この大楠の良さが伝わりにくかったかも

知れません。

この案内によると

樹齢3000年とありますので、

この樹は縄文時代に

誕生したということでしょうか。

そして全国で5番目に大きい

(大きいの定義は幹の太さ)と

なっていますが、

僕が調べたものでは、福岡県築上郡

「本庄の大楠」と同じ大きさで

4番目となっているか、

本庄の大楠に次いで5番目という

位置づけが多いようです。

5位にしているのは、

謙虚な佐賀県だからかも?(笑)

冊ではなく植木によって近づけないような

配慮がしてあります。

奥の建物はお土産やさんです。

こちらからだと樹のシルエットで

荘厳さを増す感じですね!

根元には社があります。

その名も「楠森稲荷大明神」

この大楠自体が

ご神体になっているからこその名前ですね。

このお堂には1200年前に

行基という僧が楠に彫ったという

幹彫りの観音像が祀られています。

平安時代にはすでに樹齢1800年にも

なっていたのという事か〜!

そして、ここには社(やしろ)と

供養塔らしきものがあります。

調べてみると戦国時代に川古合戦という

戦いがあったそうで、供養塔はその時に

建てられたもののようでした。

そして、ここで、新たな発見が。

巨大な「避雷針」が立てられていました!

避雷針実装の楠は初めて見ましたし、

公園としてきちんと

整備されているからこその

成せる技かも知れませんね。

そして、佐賀県の悲劇として忘れられない

「塚崎の大楠落雷事件」

(勝手に事件にした)という

過去の教訓からも

この避雷針を装備することに

なったのかも知れません。

僕の妄想はどんどん膨らんで、

佐賀のバルーンフェスタの

バルーンくらいの

大きさになっております(笑)

最後はいつものツーショットで完了。

そしてこの日の佐賀旅行も完了…

いや「おうちに帰るまでが遠足」ですから

まだ未了(笑)

今日の癒し

明治の俳人、青木月斗(あおきげっと)が

ここを訪れたときに呼んだ句と書

つい「福明りGET!」に読んでしまい、

思わずニヤリ(笑)

それにしても月斗さん、

大楠からの木漏れ日を

「福明り」という言葉で表現する感性が

素晴らしいですね。

 

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