赤崎神社楽桟敷(山口県長門市)

 

楽桟敷(がくさじき)とは

国指定重要民俗文化財である

赤崎神社の楽桟敷について、

文化庁のサイトの解説は

以下のようになっています。

「赤崎神社は長門市東深川の

小高い丘の上に鎮座するが、

その地形をうまく利用して、

馬蹄形の踊り場を設け、

大祭日(旧暦8月10日)には

楽踊および南条踊を奉納する

慣わしが今日までみられる。

この馬蹄形の踊り場を囲む

三方の斜面には、

階段式の観覧席が設けられており、

これを枡形に区切って

使用したものがこの楽桟敷で、

自然の地形を上手に生かした

野外演舞場の代表的なものとして

極めて重要である。」

ここに作られた時代などは

書かれていませんが、

長門市の観光サイト「ななび」には、

「江戸時代中期ごろから

奉納芸能の野外観覧席として構築され、

すり鉢状の自然の地形を利用して

石垣を積み上げ、

階段状の馬蹄型観覧席として

形をととのえたものです。

楽踊りを奉納する場として

楽桟敷という名が生まれました。」

このように書かれています。

楽桟敷を散策

兵庫県朝来市の竹田城の麓に鎮座する

表米神社の相撲桟敷を見て以来、

赤崎神社の楽桟敷を見たくて

うずうずしておりましたが、

その願いがようやく叶う日が

遂にやってきました(大袈裟?)

重要民俗資料と刻まれた石碑。

赤崎神社楽桟敷の案内。

このすぐ先には、

いきなり楽桟敷が広がっています。

お~!素晴らしい!

思ったよりも高さがあります。

向かって左側からも撮影。

すり鉢状なのが良くわかります。

動画でも撮影。

野面積みの石垣。

登ってみます。

何だかお城っぽいですね。

頂上にある特等席?

ここから下を見ると・・・

まるでコロッセオですよ!

いや、

そんな表現は楽桟敷に対して

ちょっと失礼かな?

だって、ここはコロッセオとは違い、

殺し合いの場ではなく、

平和な祭典の場ですからね。

空と海と楽桟敷。

何とも言えず、いい景色です!

素晴らしすぎて、

動画も撮りたくなってしまいます(笑)

再び石段で下りてみます。

舞台で踊る妻(笑)

ここでツーショットも完了。

御社殿へ

いきなり現れた楽桟敷に夢中になり

神様へのご挨拶が、

後回しになってしまいました(汗)

一の鳥居。

石段を上ります。

狛犬ならぬ、中国獅子が鎮座。

右側に楽桟敷を見ながら

参道を進みます。

拝殿。

参拝。

赤崎大明神の文字が

ありますから江戸時代までは、

神仏習合の神社だったのでしょう。

本殿にも参拝。

何だか楽桟敷が印象深すぎて、

御社殿への参拝は少し軽く?

なったようです(汗)

神様ごめんなさい!

 

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