安芸高田市歴史民俗博物館
サプライズな出会いに歓喜
毛利元就の居城だった
郡山城を訪問するにあたり、
事前情報を収集するために入ったのが、
安芸高田市歴史民俗博物館。
ところが、博物館で、
僕の印象に残ったのは、「狛犬」(笑)
肝心の毛利さんよりも狛犬とは、
笑いが出るほどのギャップですが、
これには伏線がありました。
旅の予定では、広島県の山間部、
郡山城のある安芸高田市のお隣、
北広島町まで足を延ばし、
吉川氏城館跡を巡り、
その近くにある大朝郷土資料館で、
応安七年(1374年)奉納の
「木造狛犬」を見る予定を
組んでいたのですが、
結果的に郡山城の見どころが多過ぎて、
というか、計画があまりにも
希望的観測過ぎで、
いつもの如く(笑)
時間に追われてしまい、
大朝郷土資料館はパスする事に。
ところが・・・
その結末を予想していたかのように
僕の目に飛び込んできたのが、
安芸高田市歴史民俗博物館の
受付前に置かれていた
こちらの一冊です。
お~!
木造狛犬のオンパレードですよ!
平成18年の企画展で
作製された一冊ですが、
多くの狛犬が写真と、
詳しい解説付きで紹介され、
安芸高田市は元より、
僕が行きたかった
大朝郷土資料館の狛犬まで
網羅されているのです。
もっと言えば、
毛利氏の領域になっていた
島根県の木造狛犬までもが
掲載されていて、
妻の後押しとともに、
瞬時に購入を決めました。
こんな奇跡が起きるとは、
広島駅前に鎮座する愛宕神社の
愛宕地蔵尊にお参りしたお陰と、
「思いは現実化する」という法則の
二つが一体となって、
僕に幸運をもたらしてくれたのでしょう!
これだけでも、
この歴史民俗博物館に
来た甲斐はあったというものです(笑)
安芸高田市歴史民俗博物館
道の駅、「三矢の里あきたかた」の
広島風焼きそばの満足感に浸りながら
安芸高田市歴史民俗博物館内へ。
横参道(笑)
正面の顔出しパネル。
館内へ。
2階の第1展示室は撮影禁止。
従って写真はありません。
パンフレット表側には、
江戸時代に描かれた
「郡山城中心一円図」が
あしらわれています。
パンフレット中側。
実際の展示場では、
映像やジオラマ
そして、神社の木造狛犬など、
幅広く紹介されていて、
充実度は抜群でした。
しかし、
やはり写真を撮って無いと、
記憶も無くなりますね(汗)。
撮影OKの1階エントランス。
甲冑体験も出来るようですね。
予定時間を遥かに過ぎてしまいましたが、
ここで、拝観は終了し、
郡山城の攻城へと向かいます。