天岩戸神社(京都府福知山市)

 

鎖を伝って登る神社

秘境とまではいかなくても

岩の上や断崖に建てられた

神社やお寺の場合、

中には鎖を伝ってしか登れないような

場所もあります。

少し危険と言えばそれまでですが、

危険=快感というのが人間の性(さが)

安全な事ばかりでは

アドレナリンの出番がありませんから(笑)

そんな「鎖イベント」が、

参拝路の最後に組み込まれているのが、

今回参拝した天岩戸神社です。

ただし、妻は腕の力も弱く、

鎖に萌えるタイプではありませんから、

「鎖で登るのが楽しいな~!」なんて

大きな声では言えません(笑)

天岩戸神社へ

皇大神社の社務所裏側には、

奥宮である天岩戸神社への

案内板があります。

これは、素敵じゃないですか!

何と、天岩戸神社は、

写真でなく、イラストですよ!

こんな温かみが、だ~い好きです。

清々しい木漏れ日の中、

天岩戸神社へ歩くと、

少しして見えてくるのが

こんな光景です。

日室ヶ嶽遥拝所。

「一願成就」の石碑が

建てられています。

目の前にそびえる

日室ヶ嶽に向かい、遥拝。

「無事、天岩戸神社へ

たどり着けますように・・・」

10分ほど下っていくと、

天岩戸神社へ向かう車道と合流し、

ここまで来ればあと少しです。

龍燈明神。

御由緒などは書かれていませんが、

やはり名前の如く、

「龍神様」との関係があるのでしょうか。

鬼太郎のポストのような(笑)

パンフレット置き場にて、

「岩戸山」(日室ヶ嶽の別名)という

冊子をいただきました。

そして、鳥居をくぐり

天岩戸神社へ。

案内。

「社殿背面にある巨石は、

神が座して天降った所といわれ、

「御座石」と名付けられています。」

この文言に、

へ~そんな有り難いものがあるのか~

是非見てみたいと思ったのは、

この一瞬だけ、

この後すっかり「御座石」の事を忘れ、

見るのを忘れてしまったのです(汗)

と・こ・ろ・が・・・

ブログを書いていて、

実は写真に写っていた事が判明。

神様、ありがとうございます!

お手水。

お手水の先に鎮座するお社。

石段を下りていくと宮川の

美しく透明感溢れる

川面が近づいてきます。

妻はここに気を感じるそうで、

それならばとツーショットを撮影。

妻が好きな龍(龍神様)が

住まれているかもですね。

遂に到着。

懸造りの御社殿、

素晴らしい景観です。

最後のロッククライミングは、

もちろん「鎖イベント」(笑)

楽しんでいる?妻。

参拝。

Wikipediaによると、御祭神は、

「櫛御毛奴命(くしみけぬのみこと)、

または、

櫛岩窓戸命・豊岩窓戸命の2神とも」

こう書かれています。

(櫛御毛奴命は、

素戔嗚尊(スサノオ)と同義語)

参拝後、妻を残して、

僕一人川の石伝いに、

御社殿側面からの撮影を敢行。

ここからだと懸造りの様子が

しっかり撮れますね。

急に日差しが強くなったので、

チャンスとばかり

何枚も撮ってしまいます(笑)

そして、御社殿左下で、

川を遮るように鎮座する大石が

案内にあった「御座石」だったのです。

いや~何気なく写真に写っていて

本当にラッキーです!

ラッキーな話を書いているうちに、

テンションが上がってしまい、

動画も貼っておきました(笑)

ツーショットも完了。

ここからまた石段を登って、

今度は遥拝所へ向かいます。

天岩戸神社遙拝所。

体力的に参拝が難しい方は、

ここから正面に御社殿を見ながら

しっかりと遥拝が出来ます。

次に、もう一つ気になっていたのが、

こちらです。

産釜(うぶがま)遙拝所。

崖の下の宮川には、

安産祈願の

産盥(うぶたらい)、産釜

と呼ばれる岩があります。

お~よく見えますね!

神様の産盥、産釜だとすると

いったいどなたのでしょうか?

皇大神社の御祭神、

天照大神様かな(笑)

これで、天岩戸神社の参拝は完了。

思った以上に神聖で、心に残る

鎖イベント・・・

ではなく、神社さんでした。

駐車場へ

参拝後は皇大神社の駐車場を

目指して歩きます。

帰り道は、右側の車道なので、

平坦路で超楽ちん。

のどかな風景に

またまた癒やされまくりです。

 

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