延暦寺・西塔(浄土院・伝教大師御廟)

 

最澄さんは2番目・・

延暦寺でのお墓参りは、

東塔(とうどう)の外れの山中にある

慈覚大師円仁廟が第一番の目的で、

比叡山延暦寺を開いた

伝教大師最澄のお墓は二番目(汗)

延暦寺で一番偉い人なのに、

申し訳ないとは思いますが、

円仁さんが創建した

山形県の立石寺(山寺)との

ご縁が結んでくれた

今回の延暦寺参拝でもありますから

きっと最澄さんも

ご理解はいただけるでしょう(笑)

西塔(さいとう)

最澄さんのお墓は西塔にあります。

延暦寺のシンボル、

根本中堂がある東塔からは、

比較的近く、

徒歩でも行ける距離ですが、

僕たちの移動は車(笑)

ここでは、

西塔駐車場〜浄土院(伝教大師御廟)

〜常行堂・法華堂〜釈迦堂と巡ります。

浄土院(伝教大師御廟)

西塔の入り口は駐車場すぐ前。

境内へ。

目指す浄土院は、

坂を下った突き当たりを右。

浄土院0.4km

根本中堂1.2kmの表示。

浄土院までは長い参道には、

両脇には「御廟前」と刻まれた

燈籠が配置され、

ここが、神聖な場所である事を

改めて実感します・・・

左カーブ。

もうすぐ浄土院。

苔むした趣のあるお手水。

この小ささ、良いですね〜。

こちらは東塔から歩いて来た時の

浄土院正面への石段で、

これを振り返ると・・・

勅使門があります。

僕たちは偉い人ではないので(笑)

この左側にある勝手口?

から入ります。

こちらが参拝者入口。

勝手口と言っては失礼なくらい

立派です・・・

いや、

これは勝手口じゃなく

「通用門」ですね(笑)

うわ〜素晴らしい庭だ〜!

手前の波打つ感じに整えられた

美しい砂の形状は、

一体何を表しているのでしょう・・・

ハスの花の形の

青銅製手水鉢。

勅使門を内側から撮影。

勅使門の正面、

伝教大師御廟の拝殿的な位置に

浄土院はあります。

徳川家の家紋「三つ葉葵」が入った

青銅製の燈籠。

左側の燈籠。

参拝。

そして、

伝教大師御廟のある裏側へ。

伝教大師御廟に到着。

参拝者は僕たち以外に一人だけ。

シーンと静まっていて

心落ち着く空間が広がっています。

高野山奥之院の弘法大師御廟

賑やかさとは真逆の雰囲気に感じますが、

これこそが最澄さんのお人柄を

表しているのかも知れませんね。

扁額には「傳教」の文字が見えています。

御廟の屋根の天辺だけに

陽が当たっていますね!

吉兆?でしょうか(笑)

唐門前。

参拝。

今日のサプライズ

お参りした後、香炉の中を見て、

ちょっとビックリ!

こんなものがあるんだ!

僕も妻もちょっと感動。

朝、着火すれば、

火を絶やすことなく、

閉門時間が来れば、

自動的に消えるお線香なのでしょう。

しかも最澄さんのイニシャル

「S]を彷彿とさせる

デザインになっていますね!

以上、

伝教大師御廟で一番の

サプライズでした(笑)

(続く)

 

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