福岡から奈良へ(2018年奈良の旅)
奈良は日本史の坩堝
今年6月.僕は神社検定2級を受検しました。
その時に本を読んで知ったのは、
奈良県は日本史の坩堝だということです。
平安京から続く京都中心の日本史とは、
また違った、より古く、より神代に近い
神話の世界に繋がる日本史の世界に
魅了されまくりました。
その時から僕の頭は、奈良、奈良、
奈良でいっぱい(笑)
そして、10月、ようやく願望が叶い
奈良に向かったのでした。
切符の選び方
今回も切符は、南海国際旅行の
「こだまっぷ、ひかりっぷ」をチョイス。
のぞみ号よりも奈良に着くのは1時間半以上
遅くなるものの、料金には勝てません(笑)
実は、同じ内容で、もっと安い、
別会社の切符にしようと
予約寸前まで行ったのですが、
対応に不安を感じ、いつも人間味溢れる
やり取りをしてくれる南海国際旅行に
お願いすることにしたのです。
顔が見えないネットでのやり取りこそ、
人柄か見えるやり取りが大切だと
改めて感じました。
奈良へ
博多発、6時17分のひかり号が、
僕たちを新大阪まで運んでくれます。
案内板の表示色は、
ひかり号は、赤、
のぞみ号は、金(黄色)
みずほ号は、水色
さくら号は、ピンク
なかなか、カラフルですね!
僕たちが乗るのは、
ひかり、レイルスター。
カモノハシのような顔が、
愛嬌ある700系です。
E8編成。
シートはグリーン車並みに広い2+2。
のぞみ号では味わえないゆとりですが、
妻は気にならないそうです(笑)
そして、ひかり号ならではの
楽しみはいつものように停車駅での
追い越し待ち合わせ時間です。
福山駅はお城観覧ロケーションとして、
格好の場所に位置します。
天守、月見櫓、湯殿、伏見櫓、
新幹線ホームからの景色は最高です。
ズームを使って、月見櫓と天守を撮影。
何回見ても見飽きない福山城ですね。
そして、福山駅では、
こんな写真も撮れます。
下の500系と上りの700系
レイルスターとの共演。
どちらも数年後には引退でしょうから
貴重な姿になるでしょう。
車内から福山駅と福山城に
別れを告げます(笑)
そして、次の長時間停車は姫路駅。
ここも道路の先に姫路城の勇姿が見えます。
ズームでも撮影。
白鷺城と言われるだけあって、
白く美しいお城です。
ひかり号での移動時間を楽しんでいたら
いつのまにか新大阪に到着。
新大阪から大阪までは4分の移動。
新大阪から奈良までは、
大和路快速で、快適な旅が出来ます。
大和路快速の車内では、
昼飯のパンを食べ、その後は、
乗越の料金を払います。
大阪市内で降りられる切符なよで、
一人470円のプラスで、
奈良駅まで行けるのも嬉しいですね。
途中、「法隆寺」という駅があり
慌てて撮影しました。
駅名も歴史の香りでいっぱいですよ!
奈良駅に到着。
改札に向かう途中には、
一斉を風靡した「せんとくん」が!
奈良駅は、お寺風の天井です。
階段一面に書かれた、
リニア新幹線の奈良駅実現を目指す駅。
鹿の首が長〜く描かれて、
首を長くして待っていると書かれています。
奈良駅前。
バス乗り場の外国人向け運賃案内は、
至れり尽くせりで、お金そのものが
描かれていて、素晴らしいです!
そして、もう一つ感動したものがこちら。
奈良駅の観光案内所。
屋根のてっぺんには、
相輪(そうりん)もある
寺院風な洋館が目をひきます。
調べてみると、この建物は
昭和9年に出来たもので、
平成15年までは、
JR奈良の駅舎でした。
取り壊す予定が、存続の声が多く、
それを保存するため、
18mほど曳き家工法で移動し、
観光案内所としてオープンしています。
奈良駅だけで、こんなに楽しめるとは、
もう僕は奈良の虜になっていました(笑)
Comment
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。