2020/05/17

福知山城(京都府福知山市)

 

訪問順を変更

旅の2日目の朝一番の目的地は、

宿泊した福知山市内のホテルから

車で約5分ほどで行ける、福知山城。

お城の前にある無料駐車場に車を置き、

歩いて城内へ向かう途中、雨が激しくなり

しかも傘を持っていなかったので、

天守に着く前に散策を中止し、

急遽予定を変更、

福知山市の北部にある

豊受大神社へと向かいました。

そして、

この判断は「大大吉」でした(笑)

ちなみに珍しい「大大吉」のおみくじが

引ける(出る)ので有名な神社は、

京都の伏見稲荷大社です。

この日の僕ならば引き当てたかも(笑)

それはさておき、

元伊勢と言われる、

豊受大神社皇大神社天岩戸神社

三社を巡った時には天気は回復し、

青空の下での参拝が出来たのです。

また、後回しにした福知山城に於いても

そのまま青空は鋭意継続してくれ、

遂に旅の終わりまでそれは続きました。

福知山城へ

朝一番に訪問した時の駐車場がこちら。

路面は雨に濡れていますね。

この後は冒頭に書いた通りで、

福知山城は再チャレンジとなりました。

再チャレンジ後、

駐車場前からの福知山城全景。

「昇龍橋」と名付けられた

比較的新しい橋を渡って本丸方面へ。

「ドッコイセ・インフォメーション」

野外シアター風になっていて、

映像で福知山城の予備知識が

インプット出来る、感動ものの施設です。

もちろん僕たちもお世話になりました。

天守へ。

朝一番で訪問した時は、

このあたりで雨が激しくなり、

攻城を諦めたのですが、

今回は攻めきれそうです(笑)

天守。

今まで何度も写真で見た

福知山城の天守ですよ!

外観復元天守ですが、

完成度の高さに驚きます。

天守の前にあるのが、

銅門(あかがねもん)番所。

江戸時代からあった番所を

ここに移設したものですから、

現存建物と言えるでしょう。

転用石

番所の左横にあるのが、

こんなものです。

福知山城石垣の転用石。

案内には、

「五輪塔や宝篋印塔を始め、

石仏、石臼、灯籠などの石造物が

大量に石材として利用され、

これらは転用石と呼ばれて、

五百個余りが確認されています」

このように書かれています。

実際にそれを確かめるべく再び天守へ。

このあたりの石垣を見ると・・・

お~ありました!

墓石なのか五輪塔なのか

その区別は専門家に任せ、

僕たちは「転用石」という

認識だけで見学(笑)

ここには梵字が刻まれています。

転用石を堪能した後は、

転用出来ないものを撮影。

ツーショットです(笑)

豊磐井(とよいわのい)

天守の南面から南側を通り、東面へ。

城内は綺麗に整備されています。

天守東面。

この手前に見えているのが、

豊磐井と名付けられた巨大な井戸です。

案内。

「福知山藩主、朽木氏初代、

稙昌(たねまさ)の父である

稙綱(たねつな)の神号

「豊磐稙綱彦命」

にちなんだものです」

また、

「井戸の深さは五十メートル

(城郭本丸内の井戸としては

日本一の深さ)」

このように書かれていて、

解説図まであるので、

その深さがどれだけ凄いものかが

良く分かりますね。

井戸のアップ。

中を覗いてみます。

う~ん深くて怖い(笑)

天守界隈散策

天守の東側には、

いくつかの案内や石碑があります。

福知山城の案内。

戦国時代から江戸時代はじめまでの

福知山城関係年表を見ると、

福知山城主となった大名には、

僕の地元福岡県との繋がりが

ある名前もちらほらあります。

本能寺の変から2年後の

天正12年(1584年)に

「田中吉政、福知山城に入ったと思われる」

と記されています。

田中吉政は、関ケ原の戦い直後、

石田三成を捕縛したという功績で、

筑後一国柳川城32万石を与えられ、

少し前に参拝した水田天満宮でも

田中吉政の子、忠政寄進の

肥前鳥居を見たばかりです。

また、元和6年(1620年)

「有馬豊氏、久留米へ転封する」

と書かれ、この有馬氏は明治維新まで

ずっと久留米藩主で、明治以後も、

15代当主の有馬頼寧(よりやす)は、

競馬の「有馬記念」の名前にもなった人です。

意外と福知山と福岡は関係あるみたい(笑)

福山城天守閣復元鯱瓦。

原寸大の復元と書かれています。

土塀の内側。

控え柱が美しく再現されて

素晴らしいですね。

石碑。

釣鐘門(復元)。

城外から見た釣鐘門。

最後に東側の眺望。

これで、福知山城の散策は完了です。

明智光秀の痕跡

痕跡と言っても

現代版ですが(笑)

桔梗紋の自動販売機と

「麒麟がくる」のキリンレモン。

左側は、

「福知山限定

明智光秀が話す自販機」。

明智光秀の顔出しパネル。

妻の視線はなかなか秀逸です(笑)

現代人を斬る光秀(笑)

僕たちを色々と楽しませてくれる

光秀公でした。

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -

 

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください