2020/05/17

一宮神社(京都府福知山市)

 

親近感あふれる名前

一宮神社と書いて

「いっきゅうじんじゃ」と読みます。

漢字を見た時は

「いちのみやじんじゃ」としか

読めませんでした(汗)

「いっきゅう」の発音からは

どうしても「一休さん」を連想してしまい、

思わず「いっきゅうさん」と気軽に

呼んでしまいそうなほど、

親近感が湧く名前の一宮神社です。

本殿へ

駐車場が本殿横のスペースなので、

本当はいきなり本殿を

見てしまいましたが(笑)、

いつものように、一の鳥居まで戻り、

そこから参拝開始です。

社頭。

溶けかかった?狛犬。

こちらは吽形。

古くなり、傷みがあっても

出来るだけ長く、

ここにいて欲しいものです。

二の鳥居の横には、

「鳥居 元禄十一年六月献立」

このように書かれた案内があります。

二の鳥居。

元禄十一年は、

西暦1698年ですから

既に320歳以上ですね。

貫部分はスタンダードな直線ですが、

笠木と島木は一体化して、

さらに縦に三分割された造りは、

佐賀県に多く見られる

肥前鳥居と同じ構造ですね。

まさか京都(丹波)で

同じ造りを見られるとは、

ちょっと驚きです。

二の鳥居脇の燈籠。

「文化十三丙子年」の

文字が刻まれていますので、

西暦1816年の奉納です。

対になる側の燈籠。

いきなり古い鳥居と、

古い燈籠の出現で、

気分はかなり上がっています。

が、

妻は至って冷静(笑)

そして、さらなる古いものは、

この案内に書かれていました。

社叢案内図。

江戸時代建立の建築物が満載で、

分かりやすい配置図面までが

添えられているので、

散策も楽ちんで、有り難い限りです。

手水舎。

拝殿。

拝殿前の狛犬。

吽形。

参拝。

拝殿右側から本殿へ。

拝殿、幣殿、本殿を真横から撮影。

檜皮葺の屋根が美しい本殿は、

案内図にもありましたように

京都府登録文化財です。

Wikipediaによると

「城主朽木(民部少輔)植元によって、

享保三年八月に造営されたもので、

其の後寛政三年七月に修理がなされ、

後は屋根の吹替え等の補修が

加えられた程度で現在に至っている。」

このように書かれています。

享保三年は西暦1718年ですので、

国指定重要文化財になっても

おかしくは無い気がしますが、

棟札などの確証が

不足しているのでしょうか・・・

境内社

本殿の参拝後は、

案内図に載っていた、

江戸時代の本殿がある

境内社を散策。

本殿向かって右側から参拝です。

八幡神社。

享保4年(1719年)建立。

天満神社。

こちらも八幡神社と同じく、

享保4年(1719年)建立。

天満神社の後ろにある

「嵐歩兵第百二十聯隊之碑」と

「軍馬 軍鶏の碑」に参拝。

本殿右奥の境内社群。

いつの寄進か分かりませんが、

木枠に囲まれた古い燈籠。

武大神社の入口。

ここにも木枠に守られた

古い燈籠があり、

天明三年癸卯年

(1783年)の文字が確認できます。

参拝。

Wikipediaによると

「元々は福知山市土に

鎮座していた建田神社であり、

1695年(元禄8年)に

地元の大工によって再建

されたものであった。

1908年(明治41年)に

その本殿が一宮神社に移築されたもの」

このように書かれています。

そして、次は本殿向かって

左側の境内社群を散策します。

大原神社。

参拝。

こちらも八幡神社、天満神社と同じ、

享保4年(1719年)建立です。

大原神社の左横に建つ

鎌倉時代の燈籠。

江戸時代の燈籠に比べ、

素朴で、ゴツい感じがします。

笠の先端部(蕨手)などは、

一部欠損しているものの

比較的壊れやすい火袋部分は、

オリジナルだし(多分)

よくぞ700年前後も

この姿を残して来たものだと

感心しきりです。

本殿左側の参道沿いに鎮座する

比較的新しい境内社群。

参道の奥には厳島神社が鎮座。

能舞台

一宮神社に着いて

一番先に目に入っていたのが、

実は、能舞台でした。

能舞台全景。

案内には、

「安政四年(1857年)

現在の東岡地内にあった

朝暉(あさひ)神社の

境内に建てられたもので、

明治七年(1874年)

福知山藩最後の藩主

朽木為綱が一宮神社に

払い下げ移築されたもの」

こう書かれています。

福山城の本丸に遷座する前の

朝暉神社には、こんなに立派な

能舞台までがあったとは、

神社全体の規模も

推して知るべしですね。

近影。

最接近(笑)

最後にいつもの写真で〆。

いっきゅうさん(笑)

古いものだらけで、

素晴らしい神社でした。

 

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