生野神社(山口県下関市)

 

絵心

パソコンを習熟している人ならば、

絵を描くのもパソコンで、

うまくこなせるでしょう。

しかし、手描きとなると、

絵心がなければ、

人様に見せられるような作品は、

なかなか描けません。

そんな、「アナログ」の

素晴らしい絵に出会えたのが、

生野神社でした。

参拝前に、そんな情報などは、

一切見かけませんでしたので、

尚更の感動です。

やはり、現地に足を運び、

自分の目で確かめるって

楽しいものですね。

生野神社へ

住吉神社から車で10分、

JR幡生(はたぶ)駅近くに

生野神社は鎮座しています。

宮司さんのご自宅前(多分)の駐車場に

車を置き、そこから境内を通り

階段下の社頭から参拝します。

一の鳥居は、

享保十二年(1727年)の寄進で、

神額は「八幡宮」となっています。

また、両脇の灯籠は、

寛政十一年(1799年)の寄進と

いきなりの古い石造物に、

嬉しくなってきますね(笑)

石段で御社殿へ。

二の鳥居は、

寛政七年(1795年)の寄進。

鳥居横の狛犬。

天保六年(1835年)の寄進。

吽形。

手水舎。

年代はわかりませんが、

かなり古そうな手水鉢です。

ここで妻の雄叫びが(笑)

「これ、大内菱じゃない?!」

その時は僕も大納得でしたが、

後で大石菱の図柄を見ると、

ちょっと違うような・・・。

これはいったい何と言う神紋なんでしょう?

拝殿前の狛犬も

天保六年の寄進です。

吽形。

拝殿。

参拝。

宮司さんの絵

境内の敷地の一角には、

こんなカラフルな地図があります。

「幡生古代地図」

現在の地形との対比が、

素晴らしく分かりやすい地図です。

これを見るとその昔、

幡生駅は海の中(笑)

そして、生野神社は岬の突端あたりに

位置していたのです。

(そのころは古墳だったのかな?)

そして、その横で見つけたのが

こちらの絵です。

宮司さん、

素晴らしい絵を描かれますね!

昔の生野神社界隈の雰囲気が、

写真のようにわかります。

ここで、こんなものに出会えるなんて、

ラッキーとしか言いようがありません!

境内社など

宮司さんの絵に感動した後は、

境内社などを散策。

「幸せふくろう」

生野神社には、ふくろうが

生息していることから

作られたようです。

案内板を抜粋すると

「福朗、不苦労、福老、福来等々・・・、

福を呼び幸運を運ぶ鳥。

毎夜神社で鳴いています」

このように書かれています。

「勾玉像」

この奥が宮山古墳という

6世紀築造の前方後円墳です。

境内社の鳥居。

安永七年(1778年)の寄進です。

子守り女石。

人丸神社。

「人丸は、火止まる→防火の神、

人産まる→安産の神」

万葉歌人の柿本人麻呂さん、

まさか、こんな語呂合せで、

自分が防火の神、安産の神として

祭られるとは思っても

みなかったでしょうね(笑)

人丸神社の御本殿。

人丸神社横の石祠にも参拝。

次に本殿向かって左手に見える

白瀧稲荷神社へ向かいます。

参道。

鳥居をくぐると

夫婦檜がそびえ立っています。

奥へ。

石祠。

参拝。

豊臣秀吉御手植松記念碑。

朝鮮出兵の時、

秀吉が戦勝祈願に

八本手植えした松のうちの一本が

大正期まで神社に残っていたものが、

枯れて伐採したことを記念して

建てられています。

最後にツーショットで参拝は完了。

 

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Comment

  1. 德本知子 より:

    ななこ☆です。 
    ここ生野神社(昔は幡生八幡宮でした)は私の産土神社です。
    来ていただいてありがとうございます。

    ここにいるだけで癒されます。 鳥のさえずり  清々しい空気感 今は紅葉の美しさ…。

    現実 宮司さんは幾つもの神社を掛け持ちされてて毎日大忙しです。

    今日は新嘗祭 秋の実りを感謝する日

    こんな素晴らしい神社を大切にしたい という思いだけで時折 お掃除にいってます (^-^)

    • tabibito1722 より:

      ななこ☆さん、
      コメントありがとうございます。
      生野神社が産土神だったのですね!
      私にとって、
      宮司さんの描かれた絵が素敵だったのが、
      印象的な神社さんでした!

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